- 名前
- 才谷涼太
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都心の一軒家に猫と暮らしているロンリーなやつです。仕事はライター。そこそこに売れてい...
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クリエイティブ
2013年08月01日 04:11
クリエイティブ、という単語を聞くと、少しぞっとする。
今の時代、誰も彼もが、自分を個性豊かと信じているふしがあるから。
実は、人間に個体差はあっても、そうはかわらないよね。
IQ等は遺伝子によるものだとしても、ごくフツーなら、環境でどうにでも
なるんだな。子供の頃、どれだけコミュニケーションを取れる環境にいるか
だ。友人のヘタレ塾教師が力説していたことは、ひと昔前、昭和の時代の
総合商社の採用基準。
集合住宅で育ったサラリーマン家庭の某一流大学卒と、東京の下町の商店、
問屋で育った同じ一流大学卒では、確実に後者を採用するそう。
何故か? まったく年齢も、性格も、職業も違う大人と接する機会の有無。
顔の表情ひとつで、あのオジサン、大丈夫かな、となる。要は単に、いろんな
世界の人の顔を見ているだけでも違うのでないかとの仮説。
俺も思うんだけど、30階のマンションの上層に住むサラリーマン家庭で、学校
と家を往復して、と考えると、なるほどと思う。
挨拶ができない人間が増えているのは、致命的なことだ。生の人間に触れる
ことなくして、豊富な情報コンテンツを見たとしても、クリエイティブなものは生まれ
ないだろう。
その大好きなコンテンツのファンになるだけ。
大人の男も、男の子も大好きな、某ロボットアニメは、否定ではなく、憧れによって
採用されたクリエイターによって、徐々に腐食されていった。否定しないと、既存の
ものは超えることはできないからね。
その会社とも違うが、ジブリもそうだ。なんで70歳を過ぎた監督が、作品を作らねば
ならんのだ? 風たちぬ、観に行くけどな。憧れたり、受け身になったりしたら、クリエ
イティブは終わり。
ファンサイトが待っているよ?
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