- 名前
- 才谷涼太
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都心の一軒家に猫と暮らしているロンリーなやつです。仕事はライター。そこそこに売れてい...
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自分が見たい現実
2013年08月06日 00:57
昔話をするようになったら、終わりだな、というのが俺のルールのひとつ、ルール3だ。
だから、たまにクラス会があっても、行かないか、挨拶だけで抜けるようにしている。
たいていの人間って、残したい思い出しか残していないのよ。気にくわないパズルの
ピースは、いつの間にか封印されている。
たまに、その頃、俺はどんな人間で、何を考えていたのか? それってこういう筋道
だったよな、などと必要に応じて、考えるだけだ。否定も、後悔もしないな。
自慢話もしない。今、為すべきことを淡々とやるだけだ。そして、結果が出た時は、小さな
ガッツ・ポーズくらいはさせてもらう。
駆け引きと、言い訳と、感情を抑制できない人々を見るにつれ、つくづく俺の属性は、
管理人もしくは観察者だなあ、と思う。
何かをやらない言い訳を何百も考えるなら、その頭脳をやることに使えば、とか、言い訳を
戦略的に使う相手に「同情してくれる人もいるんだろうな」と思ったり、言ったり。
人は、自分の見たい現実だけを見る。自分が見たい現実しか見ない。
それが常に頭の片隅にあるから、人間嫌いと言われるんだろうな(苦笑)。いや、大震災の
時に、実は確信した。不謹慎なら許して欲しいが、当初犠牲者二千人と報道されていたのを、
違うと即座に思った。津波の、特に引き波の知識があったからかもしれないが、その十倍だ、
と思ったものだ。
期待を込めた報道をしちゃいけません。
まあ、結論は、いつだって同じなんだ。自分に厳しく、他者にはやさしく。待て待て、自分に
害が及ぶ場合は、他者にも厳しく、だな(苦笑)。
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