- 名前
- エンドウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 飲食店で激務の傍ら、休日は愛車と気ままなお出かけをすることが多かったのですが、最近は...
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ケータイ・コミュニケーション
2005年08月01日 23:08
改めて考えるまでもなく、携帯電話は多くの人が持っているものですね。
通話をしながら歩いている姿や電車の中でメールを打つ姿というのは頻繁に見かけるものです。
もはや現代生活の必需品といってもいいかもしれません。
高校生以上の人間ならばほとんどが所持しているのではないでしょうか。持っていない人を探すのが難しいぐらいですよ。
近年では小学生やそれ以下の子どもでも持つようになっています。果たしてある種の防犯以外に必要性があるのかどうかはなはだ疑問ですが、低年齢の子どもでも持っていることだけは事実です。
エンドウさんも一応ケータイを所持していますが、ほとんど使いません。
頻繁にメールを送ってきたり電話をかけてくるような趣向を持った友達はいませんし、こちらからそうするようなこともありません。
今日も1日ケータイが鳴ることはありませんでした。
いえ、3日ぐらい誰からも連絡が来ないということは日常茶飯事ですから、どうというものではありません。
実は・・・と言うほどのことではありませんが、ケータイを持つようになったのは1年ほど前からです。
使用料が払えないからとか親に反対されていたからではなく、自分の意思でもって持たないでいたのでした。ある意味希少な人間でした。
「ケータイ持ちなよ、みんな持ってるよ」
「待ち合わせのときとか便利。だからお前は捉まえにくい」
「エンドウ君とメールしたいな」
友人や当時の彼女らに言われ続けること数年。
それらをことごとく「必要ない」の一言であしらってきました。
家の電話でなく、個人が所有する端末でのやり取りということにまったく興味がなかったのですよ。そんなことより友達や彼女といえども、プライベートに介入してくる事のほうが厄介でした。
ケータイでのコミュニケーションは一見ボーダレスのように思えますが、相手の状態がわからないこともあり、一方的なものであるという側面を持つのです。
もし病床に伏せているときに彼女から「大丈夫?」というようなメールが来ても、気にかけてくれて嬉しいというよりも「俺は寝たいのに鬱陶しいわ、ばか」と思ってしまうことでしょう。
ですから、将来仕事に就き必要性は生じた場合において初めて所持するつもりでいました。
そんな頑なな態度に転機が訪れたのがおおよそ一年前です。
二年ほどこっそりと思いを寄せていた相手が、実は同じくエンドウさんに恋していたという事実が判明したんですよ。
まるでマンガかドラマのような出来事でした。
両思いでしたので当然お付き合いが始まるわけですね。
フリーメールは使える状態でしたから、初期においてはパソコン・ケータイ間でメールというアクロバティックなやり取りをしていました。
しかし一ヶ月を過ぎるころ、次第にその方法にわずらわしさを感じるようになり、いろいろと考えた結果、ケータイを買うことを決意したのでした。
少年の方針を変えたのはただの色気でした、なんの捻りもありません。
まあ、その彼女とは半年足らずで別離。
原因はお互い思い続けた時間が長かったために頭の中で構築したイメージが強くなってしまい、いざ付き合ってみたら現実とのギャップが生じてしまったということです。
それはともかくとして、その付き合いで得たものはケータイへの興味でした。
恋する気持ちがケータイ・コミュニケーションへ対するクッションの役割を果たしたこともありますが、手の平サイズの機器にさまざまな機能が搭載されていることに関心を覚えたのでした。
特にmovaからFOMAに切り替えてからは、毎月半分以上余る無料通話を着うたや待ち受けなどのコンテンツの充実を図ることに費やす日々です。
ケータイを持つようにしてよかったと思うのは、ひとつのコミュニケーション媒体を得たことですね。
遠く離れてしまった友達とも交友を図ることができますし、いわゆるメル友というのもケータイがあるからこそできる関係なのでしょう。
また、街中などで何もすることがなくてもケータイをいじってさえいれば何かしてるようにカモフラージュすることもできるんですよ。
その反面で、当初のケータイ・コミュニケーションに対する非難が若干薄れてしまいました。そんなことを気にしていたら何もできませんし、余裕がないときにメールが来たとしても「今は忙しいから」と返したり、無視したりすればいいということを覚えました。
しかし時折、ケータイ・コミュニケーションの盲点を思い返しては、これでいいのかしらと思うのでした。
このデジログへのコメント
私も目的がないとケータイを使わないですよw一人の時間を楽しむ時は、邪魔されたくないですし
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