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ネットの印象的な話…大利
2012年06月13日 19:14
豊臣秀吉は天下統一を果たしました
その戦に[堀尾金助]という少年(18歳)が出征していました
金助が出陣の日
金助の母は精進川に架かる橋まで見送りに行きました
しかし、金助は陣中で病死してしまいます・・・
その橋は金助との最後の別れの場所になってしまったのです
金助の死を知らされた母は
「最初から戦になど出さなければよかった」
と我が子の死を嘆き、つらい日々を送ります
辛い辛い日々を送る中
ある言葉を思い出します
僧から聴いた
「憎しみを乗り越えるのは平等の心である」
この言葉です
そして、我が子の一周忌に、別れの地となった橋の修築をしました
[橋]は敵も味方も関係なく、お金持ちも貧乏人も、犬も猫も・・・
誰もが渡ります
母は橋の修築によってあまねく平等に幸せを与えたのです
その後も、三十三回忌には蓄えたお金をすべて使い老朽化した橋を架け替えました
現在も橋の跡は史跡として残っているそうです
金助は病死でしたが、戦争と言う小さな利益のための戦いで命を落としたかもしれない
金助の母はそれを分かった上で
損得ではなく
「皆が平等に生きる喜びを」
と、橋に託したのでしょう
人は小さな損得が原因でやられたらやりかえす、と、争いをしてしまいがちですが
もっと大きな、もっと多くの人に喜びを与えていく心があれば、争いの連鎖、憎しみの連鎖を断ち切ることができるのではないでしょうか?
「小利を捨てて
大利にいたれ」
by鈴木正三
[利己的な小さな利益は捨て去って世の多くの人々に利益をもたらすように努力しなさい]
このデジログへのコメント
小異を捨てて、大同につこうと、支那に騙された、田中角栄
管理貞操帯さん:田中角栄さんのことも詳しいんですね
角栄は金権政治の代表で、信濃川河川敷の払下げでボロ儲け電源3法も作り、原発自治体を、シャブ漬けに
管理貞操帯さん:そんな状態だったんだ。今いない政治家より今の方が更に大事だけどこれからが気になる
角栄の影響が、未だに続いています。
原発所在地への、莫大な補助金、の延長、無意味な高速の延長
管理貞操帯さん:なるほど。どのくらい無意味なんだろう
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