- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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TPP
2011年11月02日 09:27
アメリカはとうとう本丸を攻めてきたな。
日本は先の、20年前のバブル崩壊で会計基準のスタンダードを押しつけられた。土地本位制を根底から破壊されてしまった。それで今の地方経済がガタガタにされてしまったのだ。大阪城の外堀内堀が埋められてしまった。
日本の20年来の不景気の根本的原因は、地方経済の困窮だ。明治以来の日本は首都圏や大都市圏の繁栄は、地方経済の土台の上に成り立っていた。1割の大都市を9割の地方経済圏が支えていたのだ。
この9割の地方経済がガタガタしたことで、中国アジアに大企業の生産拠点が出て行かざるを得なくなってしまった。日本の地方以上に中国アジアが低賃労働だから。
そして今回のTPPは大阪城の本丸だ。もっと言い換えれば江戸城の本丸といいってよい。これは工業対農業と言った問題でない。
アメリカは今、財政が危機状態で、デフォルト状態だから飢えたオオカミになっている。いや飢えたトラだ。なりふりなって構わない、食えるところから食っていく。食えるところは脇が甘い日本だ。そこには国内貯金、500兆円の郵便貯金が手つかずの宝の山がある。
日本の国内貯蓄は1500兆円ある。政府負債は1000兆円近くある。これは国債などで消費されている。残りの500兆円が宝の山としてまだ残っている。
アメリカはこの1500兆円を狙っている。
TPPにひっかけてアメリカはこの1500兆円を農業を含めて、医療、保険などで掠め取ろうとしているのだ。
バブル崩壊から10年後に日本経済は不景気から立ち直れなく地方経済がガタガタになったように、これから10年後は今度は大都市圏も含めてガタガタになるだろう。
どういう状況が発生するかと言えば、格差社会がもっと激しく進む。今のアメリカと同じようになる。あらゆるところに格差が進む。格差とはひらったくいえば、不平等だ。
学校も病院も会社もカネモチとビンボウニンにはっきり分かれる。低所得者層がほとんどの学校や病院会社に別れる。
大企業や公務員は生活が保障され優雅な老後が保障される。それ以外の9割の人々は明日の生活さえも、そして老後は餓死と背中合わせになる。
敗戦以来の日本の平等は跡形もなくなる。自由とは首繰る自由しか残されていない。
10年後は必ずそうなる。
だから、山田正彦前農務大臣が言っていることは正しい。
オレか、ありあまるカネがあるから、死ぬまで女三昧だ。
オレのセフレになるとカネに不自由しないぞ、どうだ。
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