魔女狩り

福島県牛肉が相次いで出荷停止になっている。

3月11日原発事故で日本国中がそして世界までも、放射能汚染されてしまった。

間違いないでほしいのは、原発を許してきたのは直接ではないにしても、私たち日本人だってことだ。戦前の天皇制の日本でない、仮にも私たちは政府を選べること、取り替えることができるということだ、投票で。

政府がやることは私たちに関係ない、とは言えない。それが民主主義だからだ。政府の責任はひいては私たちの責任になる。それが主権在民の意味だからだ。民主主義。

原発事故は起こった、政府、東電に直接責任はある。しかし、私たちにも責任はある。ならば、福島県の農産物を壊滅させていいのか。農業漁業従事者を飢えさせていいのか。汚染は福島県だけ出ない、日本国中にある。程度の問題だけだ。次は、宮城県になる、茨城県になる、栃木県になる、神奈川、静岡のお茶になる。

そうすると、日本国中が魔女狩りになる。ナチスのユダヤ人狩りになる。

汚染されてしまった日本国中全部は、100万年、汚染と共存しなければならない、汚染から逃げられないのだ。これがいやなら、中国やアメリカに行かなければならない。

日本人全部が難民になるしかない、パレスチナ難民ならぬ日本人難民だ。彷徨える日本人になる。

それができないなら、腹をくくって日本人全部が汚染を引き受けるしかない。

これから先、一時、福島県産を避けても、宮城県産を避けても、あるいは新潟県産を避けても、日本国産は避けられない。

日本国産汚染は100万年続く。

これが放射能汚染だ。

日本人が生き残るには、乳幼児以外は福島県産をガンガン食えばいいのだ。

放射能汚染をモリモリ食って日本人全部、元気になろう。


いいか、魔女狩りすると魔女にされるぞ。