同じ土俵で

民主党が武器輸出三原則を変更すると言っています。
３４年前の三木内閣の時から、共同開発と生産も輸出も出来なくなった。
これは佐藤さんが辞めたと同時に、アメリカが押し付けた多くのものの一つです。
佐藤政権の時代に戻そうと言うのですが、結局は外交・安全保障調査会が言うだけで変えられはしません。


これまでは一切武器の輸出は認めなかったのですが、国を限定して輸出に踏み切るのだそうです。
なんと言っても一番儲かる商売がこれですが、競争は当然激しい。
日本は先端技術にかけては世界のトップクラスで、アメリカやロシアそれに中国やヨーロッパの国々にとっては強敵の参入になる。

さて、それらの国はどの様に邪魔をして来るのでしょうか。
マスコミを総動員して、反対の世論を作るでしょうね。
新聞とテレビの言うことを鵜呑みにする、素晴らしい特技を持つ日本人ですから、結果は見えている。
先ずナイーブな管政権では無理ですが、外交カードで使うだけなのか。


これを見直せば戦闘機も自前で作れ輸出も出来ますが、アメリカは気に食わない。
しかし最先端のラプターを売ってくれないのなら、自分で作ればいい。
ステルス機も日本の技術が多く入っており、F22程度のものは作れる。
日本はゼロ戦を初め船舶以上に航空機も得意分野でしたし、車以上に技術の蓄積と発展に寄与もします。


今回横浜で開催されたAPECでも、主催国にも拘らず存在感すら全く無い。
これからの日本は、経済だけで無く全てでジリ貧。
人道的に考えれば問題は残りますが、もうそんな事を言っていられる時ではないのです。
非核三原則を変えろとは言わない。

中国には追い抜かれ、韓国にも追いかけられている今、何とかしないともうお終いなのです。
他の国と同じ土俵で競争すべき時なのです。
その第一歩としては良いのでは無いか、とは考えてもやはり口だけに終わります。

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