喜怒哀楽の哀

虐待ニュースがあとを絶たない。

昨日もここに書こうと思う前、
9才女児を虐待　まな板でたたいてまな板が割れると
スカッとしたとかさらには血まみれになって動けない
娘を死体みたいだ、といって写メに撮ったことも、などと
裁判の供述内容などを見て

悲しかった。

東洋医学では、喜怒哀楽それぞれの感情もいきすぎれば
それぞれ違う臓器を痛めてしまうというけど

こりゃ大変・・臓器痛んじゃうよ!

ボランティアが、虐待加害者に厳罰を、と駅前などで
署名に励んでいるという。
そこに参加した一人の祖母は、四歳の孫が虐待されて
いることに気づかず死亡、ずっと自分が気づいてやれ
なかったことを責めつづけていたけれど
少しでも同じ苦しみをする子を救いたいと
立ち上がって参加したという。

今回の9才女児虐待死の裁判では
父親はしつけと称して虐待。母親について聞くと
「邪魔だからいてほしくない」などと言っていた、
かわいがっていた言葉は一度も聴いたことがないと
いう。

母親は父親が怖くて止められなかったという
父親と母親の言い分が食い違っている。

母親は泣いていたというけれど
死なせてしまってから罪を軽くしてほしくて
自分の身の置き場なさに泣くことは簡単だろう

ただ　事が起こってからの厳罰は当たり前として
予防はなぜ進まない?

いつまでも変わらない児相などの対応
学校も近隣も含めて、虐待に気づいたら通報する
義務があるし、

疑わしければすぐに相談してほしいと
相談ダイヤルも増やしている。

昔私が虐待を受けていたころとは時代も違うのに
なぜこんなに変わらないんだろう
特に死なせてしまう場合が多い。

死ぬかもしれないような状態までエスカレートして
しまう親・・・・どう、考えても悲しいくらい
理解できない。

嫌いだから。うざいから。自由がなくなるから。
いうことを聞かなくてカッとしていた
自分の思い通りにならない->子供を虐待という構図。

昔は子は宝といわれたけどそんな言葉も
すたれてきている?

今、ただでさえ少子化なのに、自分の生んだ子を
殺すなよ。・・とここまでくると怒りにも近い
悲しみと怒りの入り混じった気持ちにもなる。

できれば書かずに我慢したいような言葉なんだけど
賛否両論あるし、それ以外にもこんなとこで
書いても何も変わらないから書くのは無駄という
気持ち。

でも一人でも胸に少し言葉が残って虐待への
意識が強くなってくれたらとも
・・ひそかに
願ってしまう。身勝手な期待ですかね・・・。