デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

財政と経済は二人乗り自転車

2009年12月14日 11:04

またいつものログに戻ります。

ある一定の速度で、長い間二人乗り自転車を動かそうとした場合。
交互に休みながら運転すれば、長い距離を一定の速度で進むことが出来ます。

財政と経済はまさにその関係。

バブルの頃、経済がとても潤っていました。
企業が積極的に設備投資を繰り返し、経済がとても活況を呈していました。
一方の政府は、緊縮財政で財政健全化を目指していました。
公共投資しなくても、企業の設備投資が活発になり、どんどん雇用を増やし、日本経済が回転していたからです。

バブルが崩壊すると、経済はいきなり下降線をたどり始めた。
そんなとき、政府は国債を発行し、GDPの下支えをしながら公共投資予算を投入した。

片方が回らなくなると、もう一方が回す。

これが日本経済が続いてきた秘訣です。

これをぶち壊したのは時の橋本龍太郎内閣

消費税を5%に引き上げて経済の動きを鈍らせ、あろうことか緊縮財政をスタートさせてしまいました。

どちらもこがなくなった自転車は、当然失速。

まさにそれが現状につながっているのです。

麻生総理が2兆円を投資し、経済をもう一度回そうと始めたあの「定額給付金」。
一部のバカ経済評論家国会議員マスコミどもが「ばら撒きだ」などと批判していましたが、「みんながお金を使うことで国内経済を動かす起爆剤にしよう」という政府の思惑は見事に成功しました。
この直後、故・中川元大臣の会見で有名(?)になったG7では、この日本の手法は実は世界各国から絶賛を受けました。

さて、ここらへんで皆さんもよくわかってきたと思いますが、「公共投資」は、ばら撒きでも無駄遣いでも何でもないんです。
経済が回転するための起爆剤であって、決して税金無駄遣いではありません。

日本の国債税金は全然別次元のものです。
日本の円建て国債というのは、国内に眠っている金融資産を有効活用するために市場に引きずり出すためのアイテムであって、日本だからこそ出来得るウルトラCなのです。

そして再び動き始めた日本経済を「緊縮財政と事業仕分け」によって完全に元に戻してしまった民主党

万死に値する過ちを犯し続けて今に至るわけです。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

くまごろう

  • メールを送信する
<2009年12月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31