- 名前
- ゴリラ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- インチキデジカフェに要注意人物の復活! 分かる人には分かるでしょう。 チビ、ハゲ、デ...
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介護という職業。
2009年02月13日 15:11
人生のある時期、
そして、途方にくれた時、
この言葉に出会った。
「優れた人は静かに身を修め 徳を養う
無欲でなければ 志は立たず
おだやかでなければ 道は遠い
学問は静から 才能は学から生まれる
学ぶことで才能は 開花する
志がなければ 学問の完成はない 諸葛孔明 」
人間、学ぶ事は本当に大切だと思う。
俺は、現在、介護という職業を通して自分を学んでいる。
介護という職業は、
己を知ること。
自己覚知なくして、介護という仕事はできないと思う。
相手は、人間なのだ。
それも、人の力を借りなければ生活に支障をきたす人。
しかし、人間としての尊厳は守られなければならない。
そのような人達と対する時に、
自分が天気屋であってはならない。
自分が、どのような状態であっても、
常に相手の立場にたって接する事は、
口で言うほど易しい事ではない。
だから、自分を知るということは何より必要な事なのだ。
俺の、介護職のスタートは訪問介護。
一月ほどしてから、
夜勤の特別養護老人ホームの介護と兼業する。
その後は、
グループハウス。
病院。
デイケア。
グループホーム。
老人保健施設。
有料老人ホーム。
そして、現在はグループホーム。
介護と一口に言っても、種類がある。
全て知りたかった。
一つの場所で、5年なり10年なり勤める。
それは、それで素晴らしい事だと思う。
でも、色々な介護を経験した事で、
介護を必要とする人が千差万別だということを知った。
俺は、根が怠け者なので、
介護福祉士も、
介護支援専門員も1回でパスした。
それは、
同じ勉強を2度も3度もしたくないという怠け者ならではの意地。
試験勉強も、
自分自身を知る勉強になった。
休みたい気持ちと、意地でも合格するという気持ちの葛藤。
それは、当然、介護という仕事に対する深みを知ることにもなった。
収入は低かった。
不当なほどに。
だから、
訪問介護と、特別養護老人ホームの兼業以後は、
3年間、朝刊配達もした。
そんな忙しい日々が、とても充実していて、楽しかった。
介護という仕事は、本当に素晴らしい。
しかし、
奇麗事だけではない。
人間の醜い部分もイヤというほど見えてくるし、
社会的評価の低さにもうんざりする。
それは、政治批判やマスメディア批判にも発展する。
ますます、勉強しなければならない・・・。
自分を。
社会を。
人生を。
介護という職業は、
俺にそれらを与えてくれた天職だと思う。
● りん さん コメントありがとう。
りんちゃん、
俺から吸収できるものがあるのなら、
どんどん吸収してほしい。
俺は、君を大切に思っているよ。
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