うつ病という友達。

俺はうつ病。

その他に、

自律神経失調症。

赤面症。

発汗恐怖症。

不安恐怖症。

以前には、バセドー氏病も経験した。



今は、

心療内科に通いながら、

四種類の安定剤を服用している。



医療費は、

自立支援医療受給者証のおかげで１割負担で済んでいる。




先日も、

職場に消防の職員が来て、

人工呼吸の訓練をした。

人形を相手に一人一人やらされる。

俺は、

発汗恐怖で、汗だく。

汗が床に滴り落ちた。




でもね、

これが俺なんだよ。

俺は、病気と戦おうとは思わない。



そりゃ、以前は、

イヤで、イヤで、振り払いたかったよ。

でも、そう思えば思うほど、

病気は大きな壁になり俺を襲ってくる。

だから、

俺は、病気と友達になることにした。

そうする事で、気持ちがラクになった。

この色々な病気も自分自身の一部なんだと。




このヒントになったのは、

ある医者の言葉。

「ガンと闘おうとする人は、ほとんど負ける。

むしろ、ガンを受け入れる事で立ち直れる。」




だって、

現状に満足している人間なんてほとんどいないでしょ？

ほとんどの人は、

自分の欠点なり、環境なりに不満を持ち、

内面で見えないものと悪戦苦闘しているんだよ。




だから、

俺だけじゃない。

みんな、そうなんだと。



たった一度の人生、

ひがみながら生きても一生。

楽しみながら生きても一生だよ。

ならば、謳歌できる人生を過ごそうよ。

（あくまでも）俺は、

病気を受け入れる事でそう思う事ができた。

生きるって素晴らしい。



うつ病だってイイじゃないか。

うつ病は、周りの理解が大切なのは勿論だけれど、

人間、頼れるのは、所詮は自分自身。

誰のためでもない自分の人生なのだから、

自分でしっかり大地を踏みしめろ。




●　コメント　ありがとう。

＞　ピピ　さん。

社会的意義は、周知されているけれど、
その評価に関しては、
まだまだ、しばらくかかると思いますよ。
でも、評価が上がらない限り、離職率の低下は望めない。


＞　優花　さん。

別にスペシャリストって言うわけじゃないけれど、
やっと天職に巡り会えたとは思っています。
この先も勉強は続きますよ。


＞　りん　さん。

今は、体力は使っていないけれど、
過去の経験が、今の自分を創っている。
そして、
現在、経験している事が、
将来の自分を創るでしょう。