うつ病に対する偏見…続き。

昨日の続き。

俺のコメントに対して、

下記のようにメールをしてきた。


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「あなたは自殺未遂して精神科に10年以上通院して入院した経験がありますか？

精神医学を大学から真剣に勉強して、

現地でも実務経験つみながらあらゆる代替治療など精神心理、

真理勉強してますか？

少なくとも私はあなたより（年齢関係ない）経験してます。

こういう単純な図式を、

人間心理は抑圧投影などさまざまに複雑にし、

事を大きくするんです。

精神科医は患者の心を治す医師ではないことは肝に銘じて理解することです。

心というのは、複雑に症状として発症しますが、

根本の原因は単純なんです。

よくよく注意して生きるように。」






それで、

俺は、またこうコメントしたんだ。


「木を見て森を見ず。

　学者のような単純な意見は、

　もっと人生経験を積んでから言いなさい。君はあおい。」




すると、

また、彼女からメールが来た。


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「こうだからこうなのに患者本人が「出来ない」ので精神科に通院してるんだ！

精神科は医者が病を治すんじゃない！

患者本人が治すしか道はない。

よくよく覚えときな。

精神科の医師は薬を出したり、改善の手伝いするだけ。

あくまで完治するしないは本人次第で、

慢性になってるのは医師を変えるのも手だし病院へ行けば治るそういう問題じゃないんだよ。

もっと病気を経験し治療にあらゆる勉強しな。

単純な事を複雑にするのが原因！」



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俺は、思った。

一体、俺の何を知っているんだろう。

それに、彼女は学生。

まだ、社会にデビューもしていないのだ。

彼女は23歳にしては、

到底経験できないようなことを書いているけれど、

その内容は、23歳にしても幼稚なもの。




まず、うつ病で分かっているのは、

多くの人が知っているように、

仕事熱心、

こり性、

生真面目、

几帳面、

正義感・責任感が強いなど･･･。



これらの人がうつ病になりやすく、

ちゃらんぽらんだと、鬱にはならないという事だけ。



学説としては、

レセプター学説といって、

要するに脳内物質の変調により発症する。

彼女の言っている事は逆なのだ。

複雑な原因が絡み合い、

それが単純な症状として現れるのが鬱なんだよ。



うつ病に関連する病気が、

20種類近くもあることを知っているだろうか？



それに、彼女は、

医療を単純な科学のように例えている。



しかし、

「名医」という言葉がある限り、

医療は、科学ではないのだ。



例え、科学と捉えても、

最終的に、科学と哲学は融合する。

その辺の事を、彼女はまったく分かっていない。




あまりにも長くなったので、この辺にするけれど、

とにかく鬱という病気に対する偏見を、

この世から無くしたい。



鬱になっていた有名人。

チャーチル、

ミケランジェロ、

ヘミングウェイ、

トルストイ、まだまだいるよ。




●　コメント　ありがとう。

＞　こけっこ　さん。

いや、病院へは行っていると思うんだけれど、
なんだか、彼女が気の毒で・・・（苦笑）。


＞　なん　さん。

ログにも書いたけれど、
撃つに関する病気は20ほど。
随分と解明もされてきているんだよ。



＞　りん　さん。

俺の言っている事を理解してくれてありがとう。
りんちゃんは、本当に何でも吸収できる人だ…って思う。



＞　優花 さん。

ありがとう。
続き、書きました。
どう思う？