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ログ…しばらく休みます。

2009年02月08日 07:25

ログ…しばらく休みます。

WOWOWで放送された映画。

ボビー(2006年アメリカ)を観た。

ロバート・F・ケネディ暗殺事件の話。

最後のナレーションが、

あまりに印象的だったので、

全て書き写してみた。

アメリカという国。

おそらくほとんどの人はまともではないと分かっている。

一部の狂人に扇動されているだけかもしれない。



この先は、

長くて真面目な話が嫌な人は読まない方が良い。



*************

今日は政治を語る事はしません。

この機会に、

是非伝えたい事を簡単にお話します。

アメリカでの心無い暴力について、

暴力は国の名誉を汚し、

人々の命を奪います。

それは、人種に関係ありません。

暴力犠牲者は、

黒人白人、富者、貧者、若者、老人、有名、無名。

何よりもまず、彼らは人間だという事。

誰かに愛され、必要とされた人間なのです。

誰であろうと、

どこで暮らそうと、

どんな職業であろうと、犠牲者となりえます。

無分別な残虐行為に苦しむのです。

それなのに今もなお暴力は私たちのこの国で、続いています。

なぜでしょう?

暴力は、何を成し遂げたでしょう?

何を創り出したでしょう?

アメリカ人の命が、

別のアメリカ人により、不必要に奪われる。

それが法の名の下であろうと、

法に背くものであろうと。

1人、または集団によって、

冷酷に計画して、または激情にかられて。

暴力的攻撃によって、

または応酬によって。

一人の人間が苦労して、

自分や子供のために、

織り上げた人生や生活を暴力で引き裂く。

暴力はすなわち、

国家の品位を貶める事です。

それなのに、私たちは暴力の増長を容認する。

暴力は、私たちの人間性や文明社会を無視しているのに。

私たちは、力を誇るものや、

力を行使する者を安易に賛美する。

自分の人生を築くためなら、

他者の夢さえ打ち砕く者を、

私たちは、あまりにも安易に許してしまう。

でも、これだけは確かです。

暴力暴力を生み、

抑圧は報復を生みます。

社会全体を浄化する事によってしか、

私たちの心から、病巣を取り除けません。

あなたが誰かに、

人を憎み、恐れろと教えたり、

その肌の色や、信仰や、考え方や行動によって、

劣っていると教えたり、

あなたと異なる者が、あなたの自由を侵害し、

仕事を奪い、家族を脅かすと教えれば、

あなたもまた、他者に対して、

同胞ではなく、敵として映るのです。

協調ではなく、力によって征服し、

従属させ、支配すべき相手として、

やがて私たちは、同胞を、よそ者として見るようになる。

同じ街にいながら、共同体を分かち合わぬ者。

同じ場所に暮らしながら、

同じ目標を持たぬ者として。

共通するものは恐れと、

お互いから遠ざかりたいという願望。

考え方の違いを、

武力で解決しようという衝動だけ。

地上での私たちの人生は、あまりに短く、

なすべき仕事は、あまりに多いのです。

これ以上暴力を、

私たちの国ではびこらせないために。

暴力は、政策や決議では追放できません。

私たちが、一瞬でも思い出す事が大切なのです。

共に暮らす人々は、皆、同胞である事を。

彼らも私たちと同じように、短い人生を生き、

与えられた命を、私たちと同じように、

最後まで生き抜きたいと願っているのです。

目的を持ち幸せに、

満ち足りた達成感ある人生を送ろうと。

共通の運命を生きる絆は、

必ずや、私たちに何かを教えてくれるはずです。

必ずや、私たちは学ぶでしょう。

周りの人々を仲間として見るようになるはずです。

そして、努力し始めるでしょう。

お互いへの敵意をなくし、

お互いの心の中で、

再び、同胞となるために。


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