18きっぷで。

蒸し暑い一日でした。

昼過ぎてから、18きっぷの残りを使って伊豆方面まで行って来ました。ただ、電車に乗りに。
東京方面に向かうことは避けて…、となるともう静岡方面か三浦半島方面に向かうことしかなくなってしまうのがこの辺に住んでる者の定めなのです。

下り電車は乗った時点からちょっとした旅気分に。

大磯、二宮、国府津…と向かうにつれココロも弾みます。山も海も見えて来ます。

終点、熱海。

乗換え時、小腹が減ったので駅ホームにあったやたらと狭い立喰い蕎麦屋で天ぷら蕎麦を食べました。
旅先で喰う立喰は何故いつもこう旨いのだろう？

昼過ぎに出て来て、そんなに時間もないので伊東線に乗ることに決めました。これ以上遠くに向かっても帰りが面倒になるばかりと思い。
伊東線ホームは夏休みのようにいっぱいという程ではないにしろ、程よく行楽客が並んでいました。この分だと次の電車は座れそうにないな、と判断。少し熱海の街を散策することにしました。

熱海はいつ来てもおみやげ屋の通りはひとでいっぱいです。
路地裏にあったスマートボール屋が閉店していました。熱海らしさがまたひとつ消えたか。
そんな街の雰囲気をカメラに収めて、次の電車の時間になったので伊東線ホームに。

未明に観たサッカー（日本VSバーレーン）のお陰で、今日は眠い眠い。伊東線の車内ではせっかくの車窓も見ずにウトウトしていました。

網代で下車。

駅を出るととにかく蒸し暑かったです。
あまりに暑くて、あまり散歩もしたくない気分。
それでも初めて訪れた知らない土地だったので、がんばってぶらつくことにしました。
駅前の喫茶店の看板が古臭くて愛らしいです。

川が流れていました。
旧い橋がなんとも良い雰囲気です。

海辺に出てみると地元の小学生の女の子達が水着で遊んでました。
この辺に住んでいる子達にとっては海水浴もきっと何らとくべつな事ではなくて、ごく当り前のふだんの遊びなんだろうな…。

向こうの防波堤には上半身裸になって釣りをしているおじさんが一人。竿を置いたまま、やる気なさそうな格好でただ座っています。

それにしても暑い。
海辺にはさすがに居られなくなって来て、ちょっと街を散策することにしました。

時々見かけるもうやっていない店、廃業した旅館、スナック…。
古い電機店。ラーメン屋。クリーニング店の奥さんが仕事をせずに鏡の前で何やら髪をセットしていました。
これからどちらかお出かけか。

暑い…、とにかく暑いのでさっき見つけておいたちょっと綺麗な旅館に入って、日帰り入浴は出来ますか？と聞いてみた。
出来ますというので早速お願いすることに。

ようやくホッと出来ました。
汗を流すと、ようやく生き返った気分に。
露天風呂の湯の温度が丁度よく、じっくり浸かって来ました。

......

今回、収穫（写真の）はほとんど無かったけれど、まぁ、いい風呂にも入れたことだし、これで満足。

帰り、真鶴で魚料理喰って帰って来ました。

食事中、雷の大雨でした。。