棄て子犬のチビ。なんか…

飼い主からすると少し可愛くないところが。チビ。ひとの顔色をうかがうような感じが。警戒心が見え隠れ。だいたい２、３ヶ月で引き取られれば、子犬は新しい飼い主にすぐ心から気を許してなつくはず。なついてるんだけど…　その違和感が消えたのはシロと一緒の１０年が終わってからだったかも。
きっといろいろあったんだろうね。ひょっとして虐待とかも。元飼い主からすれば、動物病院の隣にでも棄てれば、最悪病院がなんとかしてくれるとでも思ったのだろうか？とにかく恐ろしい無責任。ぞんざいに扱われた上に、ひとり空き地に棄てられた子犬の恐怖はどれほどだろうか… だから、彼女がちょっと性格がゆがんでるとか可愛くないとかもちろん責められない。しかも拾ってもらった新しい飼い主の家にも意地悪な兄犬。いじめ抜かれて。って、何だかそんな物語とかありがちなような。もちろん人間のだけど。
チビは、そのトラウマに囚われた性格を更に鍛え抜かれ、やがてシロを圧倒するように。それは、シロの限りない不幸の始まりでもあった。もちろん、シロ自身の自己責任の自業自得に過ぎないんだけど…
まあ、取りあえずチビの避妊をどうするか？でも一度子供を…