腹黒犬シロの意地悪は満開…

犬のオモチャでシロの一番唖然とした行動。チビが買ってもらったオモチャまでことごとく取り上げたシロ。しばらくして気付いたことがある。シロ、そのオモチャをチビの鼻先に置いて遊んでる。しかもチビがちょっとだけ届かない場所。何度見てもそう。もうしばらく見向きもしなかったオモチャで。もちろん厳しく叱る。オモチャはチビに返す。だけど気が付くとまた。チビの目の前で。ほんの少し手が届かない。その場所でわざわざ。キューキュー、オモチャを鳴らす。悔しがり、泣き叫ぶチビ。さも楽しそうなシロ。呆れ果てた。言葉もなし。芸のひとつを覚えるでもない。そのお馬鹿天然犬シロの悪知恵！意地悪！もち、外に向かって吠えて飼い主にエサを要求するとか、腹黒さは人一倍、いや犬一倍なのは分かっていたけど。ここまでとは…　でもその悪どい行為が回り回って。シロの後半生のみじな不幸を招くとは。お馬鹿犬シロに分かるはずもない。まあ、しょうかないよね。性格が弱いくせに意地悪なんかするんだから。これ因果応報。世のならい。チーンッ…　何無
チビは棄てられていた犬。なんか最初からシロとは少し違った。ちょっと人の様子をうかがような。トラウマ？