- 名前
- tarashi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
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たみおのしあわせ
2008年08月03日 21:52
シネスイッチ銀座で見ました。満員に近い状態でしたが、終わった後「よかったね」「面白かったね」という声はあまりきこえず、「なんかね」「うーん」という声ばかりが聞こえてきました。かくいう僕も、今年結構映画を見ていますが、これまでで最低、ワースト1位の映画です。わかりにくいとかいうのではなく、お粗末な映画です。脚本は破綻し、しかもその破綻が何かを生み出すわけでもなく、思い付きだけの2流のギャグ(ユーモアとかエスプリというのもおこがましい)だけでつなげています。なんで、映画通のオダギリジョーがこの作品に出たのでしょうか?
決断力に劣る息子民男(オダギリジョー)と、妻を亡くして以来会社の部下と付き合うものの、息子の意向を尊重して女性と長くつきあうことができない父親伸男(原田芳雄)の生活に、民男がお見合いでつきあうことになった瞳(麻生久美子)が入ってくることから、彼らの結婚に向けての騒動が始ります。といっても、騒動はむしろ、父息子の住む家の正当な所有者が屋根裏で秘密に住み着いていたり、父の愛人である会社の部下(大竹しのぶ)がいつのまにか、その家の所有者(父の妻の弟(小林薫)なのですが)と関係をもってしまったりすることにあります。さらに、彼らの家の離れ(もとは診療所であったので、診療用のベッドやライトが設備されています)をラブホテル代わりに使いたい近所の老人たちがからみます。
監督・脚本は、若松了。やはりお笑いのテレビ位の才能なんでしょうね。こういう映画を許してしまうのは監督・脚本家に対して誤解を与えます。こういう映画を持ち上げる評論というのも一種すごいですね。
「卒業」のパロディのラストもひどければ、さらにラストはもっとひどく、こんな映画がカルト映画になるわけがありません。見る値打ちのない映画です。
このデジログへのコメント
> ☆リリィ☆さん
東京では山手線の車両に広告して「たみおのしあわせ」列車が走っていました。時効警察コンビなので評判は高かったんですが、内容は・・。人によっては面白いのかも?
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