- 名前
- tarashi
- 性別
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- 年齢
- 57歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
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ナンバー23
2008年08月16日 12:41
この映画、trailer filmを劇場で観た時は面白そうで「絶対見よう」って思っていたのですが(ときどき、B級映画が見たくてたまらなくなることありますよね)、日本公開前にAMAZON.COMなどでの評判が恐ろしく悪かったため、公開時に見るのをやめた作品です。
ジム・キャリー(エターナル・サンシャインにも主演していましたね)演じるのが動物管理局(映画で見る限り、野良犬などを捕獲する役所のようです。)に勤めるウォルター・スパロウです。彼は2月3日の誕生日だというのに、仕事で捕獲に向かった犬に左手をかまれてしまいます。逃げた犬が向かったのは墓地で、その犬は麻酔銃を構えるウォルターの前で忽然と消えるのです。犬がたたずんでいた墓碑には「ローラ・トーリンズ」という名前がありました。
一方、仕事を終えて妻アガサが待つ書店にいくと、妻は古本「ナンバー23」をプレゼントしてくれます。作者は「トップシー・クレット(つまりトップシークレット)」。何も考えず読みふけると、その小説には23という数字に取りつかれた男フィンガリングの人生が描かれています。小さい頃に中年の女性の自殺(それとも他殺?)を目撃したことなど、フィンガリングとウォルターの経験は不思議なことにとても似ている。このフィンガリングは探偵(刑事?)となり、ある若い女性の自殺に立ち会うのだが、その時にいろいろ関係する数字がすべて23なのである。ウェルターが読み進むと、小説は22章で終り、23章は書かれていない。ところが、書かれていた私書箱のところにいくとそこに現れた老人(男)は自ら首を切ってしまう。「スパロウには地獄が待っている」と言い残して。
家に帰ってもう一度あの小説を読み、ある法則で単語を拾うと・・・。そこから浮かび上がった、過去の殺人事件。しかも、その犯人は自分は無罪だと訴えている・・・。
いったい、どうしてあの小説は彼の人生に似ているのか?作者は?・・・・
けっこう、満足しました。そのうえ、ハッピーエンドなんです。スリラーのくせに。
あまり怖くないし、サイコバスとしてもちょっと怖くないし、「なぜ妻があの本を選んだのか」とか「なぜローラはあそこに埋められたのか」とか、いろいろなぞは残るのですが、それでもある水準以上のできにはなっていると思いました。
このデジログへのコメント
このえーが好き☆オチの目新しさはなかったけどジム・キャリーの二面性とあの独特な雰囲気がとってもヨイ!
> BBさん
ジム・キャリーが二面性どころかふた役を演じ分けていましたね。結構気に入りましたが、BBさんもそうですか。僕はホラーはだめなので(SAWも見てない)すが、これはいいですね。
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