子犬の知恵に感心！本当に…

ここまで考えるんだ！って。皆寝静まった夜更け。シロはどうしてもオシッコを我慢出来なくなったらしい。でも周りに家族はいない。家の中では出来ない。彼にとっては庭がトイレだから。家族が２階で寝ているのは知っていた。真っ暗な階段を必死でよじ登って。飼い主の部屋の前へ。と、子犬には余りにも重そうな引き戸がピッタリと閉まり、そびえたつ。でも、暗がりにわずかな隙間を見つけたんだろうね。とにかく鼻面を突っ込んでみる。必死にもがく。と、引き戸に自分が僅かに通れる程の隙間が。カラダをよじり、ねじこむ！あとで同じことをしていつも引き戸を開けるようになって、それと知った。で、ホッとして。寝息をたてるママの鼻を舐めて。ふと、目覚める妻。ヒィーッ、ヒィーッ。悲しげに。シロは甘えると何故かヒィーッ、ヒィーッと鳴いた。犬のくせに。この子、なんでここに。あっ、オシッコ。パパ、起きて。ビックリ！シロがいるのよ。鼻がヒヤッとして。驚いて、目が覚めたら。シロ！舐められちゃった。どうやって入ってきたのかしら！？トイレみたい。連れてくわねって。本当、お利口な子ね。後々、その利口さに別な意味で呆れさせられたけどね…