ハイテクを使ったローテク

今日はちょっと面白い実験のお話です。

最近テレビ会議システムが流行っていると、以前書きました。ただ、普通のテレビ電話だと出張に出た個人のPCをテレビ会議システムの代わりにはできません。
ですが、上司が、マイクロソフトのライブミーティングというのを教わってきました。これはテレビ会議用のメッセと思えばいいものです。
でも、これはテレビ会議システムとは全然違うので、一方が「ライブミーティング」でもう一方が「テレビ会議システム」というわけにはいきません。

ですが、アメリカ－東京－九州とを繋いでテレビ会議をしたい、という要望がありました。アメリカは出張先なので普通のホテル。だから、テレビ会議システムがありません。
東京と九州にはテレビ会議システムがあり、東京とアメリカの間は「ライブミーティング」でテレビ会議用メッセができます。

で、どうしたか。
東京とアメリカ、東京と九州をそれぞれライブミーティングとテレビ会議システムで繋ぎます。
東京では、テレビ会議システムの近くにライブミーティングで繋ぐノートPCを置きます。
…段々予想が出来てきましたか？？

東京のノートPCには、ヘッドセットの代わりに本格的なマイクとスピーカーをつけます。
そして、テレビ会議システムのマイクのそばにスピーカーを、テレビ会議システムのスピーカーのそばにPCのマイクを置きます。
すると、アメリカの音声は東京のPCを経由してPCのスピーカーからテレビ会議システムのマイクにつながります。九州の音声もテレビ会議システムを経由してPCのマイクから取り込まれ、アメリカに行きます。
映像が、ちょっと悲しいですが、ノートPCの画面（アメリカの人が映ってる）をテレビ会議システムで送り、テレビ会議システムが流す映像をPCに繋いだwebカメラで映すと、あら不思議、一応テレビ会議もどきができます。

ただ、実際繋いだ感じは、東京でマイクとスピーカーを経由するため、くぐもった声になってしまい不評でした。
でも話はできたようです。

テレビ会議やらチャットやらの「ハイテク」を駆使した割には、カメラとマイクとスピーカーを近づけてつなげる、なんて「ローテク」で繋ぐのがなんだかおかしくなってしまいました。
昔の推理小説に、固定電話を2台用意して、お互いの受話器と送話器をくっつけることで、電話を使ったアリバイを作るというのがありますが、それの現代版かなぁ（どう考えてもアリバイは作れませんが）、と思いましたとさ。


そうそう、木曜はとうとうオンバトをリアルタイムで見るのを諦めました。久しぶりにビデオを使いました。タイマーをセットしたら、アメトークもつまんなかったので急に睡魔が襲ってきて、日付が変わる前に落ちてしまいました。

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今日の一言：「どんな人でも、前衛的な絵画を描く事ができる」
私は特に前衛的な絵画の才能に恵まれているみたいです。残念なのは、本人が意図しなくてもいつもそうなることです☆

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本日の画像は、カントリーマアムの「ドイツのライ麦」です。ミニで5枚入り。割高ですが、メタボ予備軍には優しいです♪
確かにライ麦っぽい感じがしました。ナッツも入っています。お味的には合格です。量より質の方にはお勧めしときます。