レッド　英会話できるの？！

赤星　頼むぜ！たったひとりの外人野手

フォードの先生なりまっせ！選手会長・赤星、徹底サポート約束
サンケイスポーツ - 2008/1/28 8:01

　阪神・赤星憲広外野手（３１）が２７日、来日間近のルー・フォード外野手（３１）の“猛虎案内人”に立候補した。自主トレを行った鳴尾浜で語ったもので、「ようこそ阪神という感じ」とコメント。中堅−右翼でタッグを組む相棒に心配無用のメッセージを送った。

　レッドが新助っ人のエスコート役に名乗りをあげた。ウエルカム！　ルー！！　鳴尾浜でキャッチボールなどで汗を流した赤星がフォードの徹底サポートを約束した。

　「阪神にようこそ…という感じだからね。コミュニケーションをとって、力を出しやすい環境をつくってあげたいですね」

　今季の外野は左翼・金本、中堅・赤星までは確定。右翼は林が右肩手術で開幕絶望となり、桜井が左ひざ不安で二軍スタート。ライバルの脱落でフォードが右翼のレギュラー一番手に浮上した。しかし来日１年目だけに、未知数な部分が多い。そこで赤星の登場、となった次第だ。

　「シェーン（０５年から２年間在籍したスペンサー）の時は、（日本式の）オーライとかＯＫでよかったけど、フォードの場合はそうはいかないかもしれない」

　メジャーでは「Ｉ　ｇｏｔ　ｉｔ（任せろ）」と発声する。「そうしてくれと言われてもなかなか（声が）出ないと思うんだけど。キャンプ、オープン戦で確認していきたい」

　細かい連係プレーだけでなく、練習中からフォローする。外国人は投手３に対し、野手はフォードだけ。

　「通訳はいるけど、グラウンド上で一番近くにいるのはボクになる。今回は金本さんもいないしね。こういう時は英語ができたらなあと思うんですけどね」

　言葉の壁は存在するが気は心。赤星ガイドが案内人となれば、すぐに溶け込むことは間違いない。選手会長が指南役となりカギを握る男を導く。


[ 2008/1/28 8:01 更新 ]