さすが～

アニキ素晴らしい！

金本、米トレ目標決まった！脚力のメド『全力疾走で三塁打』
サンケイスポーツ - 2008/1/27 8:01

　必ず『走魂』を取り戻す−。阪神・金本知憲外野手（３９）が２６日、甲子園で国内での自主トレを打ち上げた。昨年１０月に手術した左ヒザのリハビリのため、近日中に米国単身キャンプに旅立つ。「いい状態で帰ってくるのが自分の務め」と本来の全力疾走、三塁打を打てる下半身の再生を復活目標に掲げた。

　鉄人にとって基本であり、プライドでもある気迫の走りを、再びファンに披露すべく海を渡る。甲子園で国内自主トレを打ち上げた金本が、間近に控えた米国ロサンゼルスで行う単身キャンプへ、“旅立ちの決意”を明かした。

　「足がどれだけ出来るか、痛みがないか。痛みさえとれれば、すぐに走れる準備はしている」

　昨年１０月、左ヒザにメスを入れた。現在１１８６試合連続フルイニング出場世界記録を更新中。４月３日に４０歳を迎える０８年は、手術からの復活の年となるが、「２月中旬に帰ってきて、開幕まで１カ月半。それを計算して、最低７、８割仕上げたい」と米国での青写真を披露。もちろん、照準は３月２８日・開幕横浜戦（京セラ）にピタリだ。

　ひとつでも先の塁に進む。これがアニキのこだわりだ。同行する石原チーフトレーナー補佐が「三塁打を狙える状態にしたい」と示した最終目標にも、「いわゆる全力疾走やろ」と呼応した。「三塁に行こうという気持ち。狙うくらいの気持ち。もし状態がよくなければ、そういう気持ちになれない。石原さんは何人も復活させているし、信頼しているよ」。全力疾走で本塁目指して一つでも多くの塁を獲る。失った『走魂』を取り戻す。

　「ここまで順調といえば順調だし、順調じゃないといえば順調じゃない。自分の中では遅い感じもあるし。でもせっかく球団が好意で行かせてくれるんだし、しっかり元気でいい状態で帰ってくるのが、自分の務め」。４番として、打の柱として戦闘態勢を整える。きっと完全復活した体で戻ってくる。


[ 2008/1/27 8:01 更新 ]