半導体関連でもマニアック的なJCU(4975)を紹介

昨日決算発表したJCUは、本日8%強上昇しています。
ここは隠れた半導体銘柄であるが、非常にマニアック的存在でもある。
まず聞きなれないプリント基板向けの特殊メッキ液を得意としている。
今はやりのAI向け半導体(エヌディビアやAMDが得意)は、ここの薬剤がなければ
TSMCだろうが２ナノ半導体を製造出来ません。
もっともこのマニアック的メッキ液が活躍するのは、後工程ですが半導体業界は
後工程がより重要になって来ています。(SOCという特殊技術が主力になって来ているからですけどね）
因みにマニアック的なのはスルフィルとビアフィルという技術です。
簡単な事を言えば、スマホなどここまで進化したのは、JCUのマニアック的メッキ液が
存在したからこそなのです。
ここまで言えばノーベル賞ものなのですが、この素晴らしさを理解している人は
ノーベル賞を審査、審議する人にもいませんから、ノーベル賞は取れません。(笑い)
ＪＣＵは、昨年TSMCが来ている熊本の工業団地にも研究所と工場を建設中で、TSMCに取っても
重要なスプライヤーになっています。