- 名前
- ゴルキチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- カリ大 太い
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半導体事業はモーレツ社員が居なければ成立しない
2024年11月22日 11:30
半導体事業はとにかく忙しい。忙しく動いていなければ置いて行かれるのです。
無理やり忙しくしているわけでは無論無い。
開発、製造、設備更新、新規技術の習得、歩留まり、トラブルの発生と対応、金の工面
とにかくやる事満載です。お金はグルグルと回って入れば良いが、回らなくなると大変です。
何せ設備更新は3年とか5年で更新して行かないと、最先端の半導体は製造出来ませんから、お金の工面は大変です。よほどしっかりとした財務担当者がいないと会社は直ぐに倒産の危機に直面します。
それとトラブルなど日常茶飯事です。最先端半導体とかCOBと呼ばれるチップセットは、トラブルと言っても目で確認出来ませんから厄介です。
半導体製造はとにかく工程が長いですから、どこでトラブルが発生しているのかを見極めるが非常に困難です。それを緊急で関係者を招集して会議、対処して少量流す。その繰り返し。
1回のトライで解決出来れば超御の字。通常は直ぐに解決出来ませんから、最悪ラインストップです。
こうなると徹夜で事に当たるのですが、こんな事普通にあります。車産業の製造現場も然りですけどね。
こういう事が出来る技術者、皆をまとめるリーダーは、タフでかつめげないモーレツ社員でなければ
持ちません。
過去30年、こういういわばブラック的作業を平然とこなす日本人は極端に減りましたね。
それが半導体産業が衰退した原因ですよ。
有名なアメリカの実業家イーロンマスクは、かっての日本人であるエコノミックアニマルに属している人間です。
1980年代、日本はエコノミックアニマル全盛時でしたが、
それに比例して日本の半導体産業は世界1位でした。
メモリーのシエアなど80%位あったのです。
ラピダスが成功するには、こういう社員が数えられない位居なければ、最先端の半導体L/S2ナノの
半導体の量産など出来ません。
台湾は、昔日本から半導体製造技術を学びました。そして追いつき追い越こし、現在はTSMCを筆頭に
かつての生徒が今や先生です。寝ぼけていると直ぐに追いつかれ追い越されてしまうのが
半導体産業です。特に半導体製造はその傾向が強いのです。
まあ日本も頑張れば、又台湾が生徒になる日が来るかもしれません。
ライジングサン、日はまた昇るをやり切らねば、少子高齢化で増々日本は衰退する一方となって
しまいます。自分も若い時代はモーレツ社員でしたが、残業代などもらっていませんでした。
それでも日本がトップランナーでいれば、その見返りは自分らが最先端を走っているという
自信とプライドでした。海外に行くと、日本人だと分かると羨望の眼差しで見てくれるのです。
そういう気持ちはお金では買えないのです。
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