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新光電気工業とインテルのCore Ultra と日経半導体指数

2024年04月02日 10:11

昨日WBSでは半導体に関わるメーカーを紹介していた。
その中に懐かしい新光電気工業の入り口の映像が流れていた。
新光電気は自分が会社員時代は1回/週は訪問していた会社だ。
工場新潟長野(北信)に数多く分布しているので、真冬に積雪が多い時期でも
訪問していましたねー。お蔭様で雪道の運転はプロ級?になりました。(笑い)
WBSで紹介していたのが新光電気開発したチップレットという技術だ。
この技術こそインテルの新らしいAI用パソコンに搭載されているCore Ultraというチップセットそのものですね~。
分かりやすく言うなら、いくつもの半導体チップ(CPU、GPU、NPU 等)が大きなsi基板に一つの半導体の如くまとまって形成されているという事です。
まあインテルの新しいAI用半導体は、多分新光電気製造しているって事です。新光とインテルは親密ですからね。インテルも1社のみ発注はしませんからTSMCにも発注していると思います。
だがこの分野は、あのTSMCだって新光電気には敵わないと思います。
工程の歴史が違うからねー。
ちょっと道が逸れましたが、それらのゲートはあまりに多いので、その下には20層ほどの配線板が形成され、さらにその下にはマザーボードにつなぐフリップチップという突起が形成されています。
この20層をつないでいるのがTSV(スルーシリコンビア)やブラインドビアで、その穴埋めには
Cuメッキが使われている。その技術は以前紹介したJCUという会社が持っています。
これからは2ナノ以下のL/Sを形成して行くのはかなり難しくなりますから、新光電気が得意としている
工程技術を利用したチップレット(インテルタイルアーキテクチャーと呼んでいる)とか3次元(半導体を積層する)の技術が増えて行きます。
そういう意味では、日経半導体指数30に新光電気やイビデン(新光電気ライバル)
が入っていないのはおかしいのです。

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