今期の業績状況は、減収減益だが増配自社株買いそして消却で株価維持

今期の業績状況は、昨日まで出て来た決算内容からすると
以下のような傾向がある。
減収減益だが増配自社株買いというパターンである。
とりわけ増配は日本企業の定例行事になっている。それも減収減益下でも増配するわけです。
次は自社株買い。これもトレンドと化している。
そして消却である。自社株買いした株数を消滅させるわけである。
ＰＢＲ１以下の企業が半数程度ある日本市場を改革して行くために
東証が要求している事に対する一種の対応策である。
企業からすれば、経営改革をしてPBR１以下を脱却するわけでもなく、安易な対策とも言える。
ただ簡単に効果が出るわけで、経営者とすれば消却は心動かされるよな。
世界も景気減速が見えて来ているわけで、今期は表題の言葉に沿った形が多くなるだろう。