高級ホテル地方優先

マリオットは海外出張でよく使ったので、結構思い出深いホテルだ。
マリオットは現在国内に100施設強あるが、今後地方の道の駅に併設したホテルを20か所以上新設するみたいだ。
近くでは日光にフェアフィールド・バイ・マリオットがある。
ハイアットもそれなりに使ったがあまり思い出はない。
ハイアットは25年から温泉旅館の運営に乗り出すらしい。
これからの海外からの旅行先として、従来の東京大阪京都の大都市圏から地方観光へ海外富裕層を
招き入れたい思惑がマリオットやハイアットに表れている。
日本には10万～20万の高価格ホテルが不足していて、海外からの富裕層には観光インフラで不満が出る
みたいだ。特に日本には20万以上のホテルはほとんどないのも困りものらしい。
そこは海外でお馴染みのホテルがその不満解消を狙ってホテルを新設しているわけである。
今後のインバウンド需要を狙って海外勢ホテルが勢いがあるが、日本勢は西武がシンガポールファンドにほとんどの施設を売り払っていたり、近鉄も8ホテルをブラックストーンに売り渡しているように元気がない。コロナ禍で打ちのめされた格好だ。