軍事力逆転

日本の排他的経済水域(EEZ)内にミサイル5発。85年前の8月、蒋介石側が仕掛けた上海事変では、日本は直ぐに空母を３隻派遣、陸軍３個師団を派遣した。言っておくが、むやみに日本が軍事力を行使したわけではない。上海にいた居留民が攻撃を受け、生命の危険にさらされたからである。日本から軍隊が近づくと、中国国民党軍は、上海周辺の市街地を破壊と強奪をしながら南京に向けて撤退。その当時日本は直ぐに軍事力を行使した。ミサイルがEEZ内にミサイルが落ちても例の如く抗議と非難の口先だけの攻撃しか出来ない。実際台湾有事となった時、日本はどう行動するのか。台湾近くの沖縄諸島を守れるのか？防衛にどれだけ予算を掛けているか。アメリカの100兆円は別格としても中国は34兆円だ。日本はドル換算だが6.6兆円。これでは正面から中国と対峙しても勝てないだろう。正に85年前とは違う。あの当時日本と戦って勝てると思われる国はアメリカ一国しかなかった。日本にはそれだけの軍事力があった。中国、ロシア、北朝鮮という世界の脅威になっている国々と接しているのに、憲法を改正して自衛隊を軍隊と名称変更する事すらできない国ですよ日本は。日本国民は危機感ってものがないのか。