店の中で

エレベータを降り、マユミにトイレでショーツを脱いで来るように指示しました。

しばらくしてマユミが帰ってきました。
マユミのバックの端から、少しだけピンクのフリルがのぞいています。
僕はマユミに、バックにショーツを入れる時、微妙に見えるよう外に出すように指示していました。
マユミは真っ赤に頬を赤らめながら、足早に近づいてきました。

「もう、店を出ても良いですか？恥ずかしい・・」

僕はマユミがトイレに行っている間に、
そこから一番遠い出口をチェックしておいたので、
マユミを連れ、店を横断するように歩きます。

店舗の一階は、他の階以上に照明が明るく、
マユミの高潮した表情をはっきりと見ることができます。

僕は店内をゆっくり見ながら、いえ、ゆっくりマユミを観ながら、
出口へ向かいました。

店を出ると、マユミは僕を軽く叩きながら
「イジワル・・・」

僕は笑顔で
「でも、楽しかっただろ？」と、

無言でうなずくマユミのちょっと伏せ目がちの表情が、
たまらなく可愛らしく、僕はマユミにどんどん惹かれていました。