趣味は読書、途中経過

フロストシリーズの5作目「夜のフロスト」の上巻を読み終わり、すぐに下巻に入った。
これを読んでしまったら、あとは最終6作目を残すのみ。
5作も読んで来ると、主人公だけでなく、脇役にも親しみや愛着が湧いて来る。
こんな感じは、金田一耕助以来だろうか。
読書の影響で、「刑事コロンボ」のDVDを借りてしまった。
エンターテインメントと、文学、そして、哲学、歴史、全くの実用書。
それぞれ、同じように活字を目で追うのだが、精神的にはまるで違う。
大江健三郎やドストエフスキーと松本清張や池波正太郎を同列に語ることは出来ないし、ツァラトゥストラとiPhone12のマニュアルは、同じ本でもまるで違う。
学校で時間割が違うようなものだろうか。
どうもうまく喩えられない。

読書を自分の意志で始めた中学の頃、未熟なりに文学、SF、エッセイなどを、順番に読んで偏らないようにしようなどと、計画した。
初心に立ち返って、また、様々なジャンルを順番に読んでみようか。
その前に、「フロスト」を片付けてからだが。