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趣味は読書、そんなに書く気はなかったのに、三島由紀夫

2020年11月22日 01:53

先日、大型書店に行ったら、新潮文庫三島由紀夫の作品集がリニューアルされ、更に新刊が一冊出ていた。
没後50年だという。
単純に計算して、僕が8歳の頃。
当時、東京タワー蝋人形館というのがあり、そこに三島由紀夫割腹自殺人形があるということだった。
僕が三島由紀夫の作品を読んだのは、中学の頃の「潮騒」が最初。
理由は、山口百恵が主演している映画の原作だったから。
次に「午後の曳航」を読んだのだが、それも動機は不純で、新潮文庫の表紙の折り返しに映画化されたスチールが印刷されてあり、そこに女性ヌードがあったからである。
今では、どちらも内容はほとんど忘れている。
集英社文庫の「複雑な彼」は、当時ベストセラー作家だった安部譲二モデルにしたと言うので読んだ。
他には、中公文庫の「太陽と鉄」、新潮文庫の「ラディゲの死」、「近代能楽集」くらい。
金閣寺」も「豊穣の海」も読んでいない。
僕はないものねだりの傾向があって、文庫新装版などが出ると、逆に古い版がとても貴重に思えて古いのを探したりすることがある。
装丁は僕が最初に手にした頃の、白の背景にオレンジのタイトル、そして横に黒で三島由紀夫の文字。
これがシンプルで好きだったのだが、今回の三島リニューアルは良さそうなのだ。
旧版の解説に、新たな解説が加わっているのである。
思想や生涯は別として、三島の絢爛たる世界に浸ってみたいと思い始めている。

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