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趣味は読書、読むという陥穽

2020年11月05日 23:17

食堂などでメニューを見て、目にしたものを全て食べたいと思ったりする。 
もちろん、無理である。
物でも、目にすると欲しくなったりする。
僕がよく行く書店には、その月の文庫新刊刊行の予定表が掲示されている。
数えたことはないが、200冊くらいあるかもしれない。
或いは、もっとかも。
その中で、自分の感性に引っかかるのを、事前にチェックする。
よくしたもので、例えば大手の出版社が20冊新刊を出しても、読みたいと思う本がゼロの時もあるのだ。
心の中で、「今月は不作だ」などと呟いている。
面白い本に出会うのが、読書の一番の幸せだが、新しい作家をやたらと読んで、それがどれも面白かったら、読みたい本は、その作家の全作品に及び始めるので、時間、空間、予算、どれも追いつかなくなる。
頭の中には、何冊もの読みたい本が存在して、それが日々増殖している。
それが、法則や秩序に沿っていないので厄介なのだ。
大型書店に、買う本を決めずに出かけると、何度も全ての文庫の棚を行ったり来たりして、決められない。
更に、書店独自の特集などやっていたら、それにも気を取られてしまう。
仕事帰りに、大して大きくない書店に、特に目的もなく寄り道して、散々迷って、結局何も買わずに小一時間も過ごしたことが、何度もあるのだ。 
その分の時間を、本を読むのに当てれば、もっと沢山本が読めるのに。
しかし、本の背表紙や平台に積まれた表紙を眺めるのと云うのも、読書の趣味の一つだと勝手に思っている。 
そう思わないと、書店をウロウロしている時間が、まるで無駄ということになってしまう。

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