【お題日記】ここはもっと攻めてほしい

そういえば
「どこをどう攻められたい」なんて
いつ以来意識してないだろう


世の男子ならば
ひたすらフェラをしてほしい！とか
右乳首を舐めながら左乳首を！とか
裏スジを！とか、、、

スイートスポット的なモノを
自覚してたりするのだろうけど、
サシャにはこれといって
そういう箇所が思い当たらない


もちろん不感症ではなく
耳も首も、乳首も、ペニスも
人一倍敏感なので
唇が触れただけで身体を捩ってしまう


ただ、神と呼ばれるテクニックを持った
超絶美人の「抜くための」フェラよりも

愛すべき変態さんがだらしない顔で
「しゃぶりたいからしゃぶる」フェラが
数万倍狂わせてくれる


気持ち良い場所だけを
あざとい顔で器用に弄られるなら

焦点の合わない虚ろな目で
下品に嬲り回されたい


攻めるのではなく
発情に身を任せて喰らってほしい

それがサシャにとって
最高の攻め

「どこを」なんて、、、
そんなのどこでも悶絶する


そんな思いがあるからこそ
スタイリッシュに決めようとする
「エッチ」がこの上なくつまらないし
気持ち良くもない


誰でもいいからしゃぶって欲しい
セックスしようぜー！

なんて真剣に言える感覚は
サシャは持ち合わせておらんのです


行為そのものよりも
その発端が心を揺さぶるのです


「貴方のためにこんなに汗かいてきたよ
足も臭くしてきたよ

だからもっと欲情して
私の全てを貪って
私の心を煽って

そして貴方の全てを夢中で味あわせて」


そんな拗れた貪欲な言葉は
どんな愛撫にも勝る前戯


攻めるられる間もどこかしらを手繰り寄せ
夢中でしゃぶる姿

奥深くまでペニスをねじ込まれても
まだ足りんとばかりに
自らアナル弄り回し
足指をを口に差し出す姿


それくらい自分の快楽も貪りながら
攻めてほしい