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遺伝 その5

2017年05月17日 23:43

遺伝 その5

父親は

生きているのか?

それとも はたまた 大阪湾に沈められたのか・・・・


身内も、

父を追っている怪しい?連中も、

まったくわからない状態で、

もう、どうしようもないところまで きていました。


母親も精神的には 限界が 来ていた様子でした。


もちろん警察には行方不明の届けを出していました。


そんな時、

そうだ!

あの人が 居た!!!

「真鍋のおばあちゃんに聞いてみたら?」 と、

末ムスメ、八女の 母は 特に祖母には、可愛がられていましたから、

その婿の 父親も とっても可愛がられていた様子でした。


早速、

母から一部始終を聞いた祖母は、

自宅の祭壇の前で、

すぐに準備を整えていました。


身内や、関係者の前で、

おごそかに神事を始めました。


大掛かりな神事 

秘儀「釜鳴り」

大釜の中には グラグラと 煮立った熱湯、

それを 榊の枝で 座っている全員に 降り注ぎながら、

祝詞のような 言葉を 唱えた途端、

釜が 大きな音で 鳴り出します。

まるで大きな 法螺貝を 力一杯 吹いているような、

「ぶぉーーーーーーー、ぶぉーーーーーっ、ブオーオオーーーーッ」

という大きな音が 途切れず続きます。


釜の前に立っていた祖母が  

釜を離れ こちらを向いて 座ったかと思った瞬間、

バタッっと倒れました。

途端に 釜の音は止み、

すくっと 起き上がった 祖母の口からは、

「レイちゃんは 富田林の、「気違い病院」に おるぞ。」

っと言って、

そのまま クタリと寝てしまい、

ゴーゴーと大きなイビキをかき出しました。



父の居所は 

富田林の きちがい病院・・・

今は もう 死語ですが、

心療内科のことを 過去は そう言っていました。


ついに、

大阪府富田林市の 精神病院を 探し出しました。

父は

「ナンバ」という 名前で 収容されていました。


どうして

ナンバ?

大阪難波保護された様子でした。

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