趣味は読書、迷信その他

汚い話だが、子どもの頃、ミミズにおしっこをかけるとチン◯ンが腫れると言われていた。今の都会では、道は舗装されているし、あぜ道も草はらも無いが、僕の子どもの頃は、舗装道路の方が珍しく、田んぼや畑はそこらじゅうにあった。
あれは、母が家にいたのだから、休みだと思う。幼い僕は、その辺で立ち小便をして、チン◯ンが腫れた。
僕がミミズにおしっこをかけて、腫れたのだと思った母は、どうしたか。
その辺からミミズを採って来て、水道の水で綺麗に洗って、土に返した。僕は、それを見ていたのだから、間違いない。
そして、僕のチン◯ンの腫れは治った。
これは、本当である。もちろん、ミミズを洗って、お詫びをして、土に返さなくても、時間が経てば治ったのかもしれない。しかし、大真面目にミミズを洗って、土に返した母の姿は今でも忘れない。この世には、科学では、解明出来ないこともあるのだ。
もし、あの時母が、ミミズを洗ってくれなかったら、今でも僕はチン◯ンが腫れつぱなしかもしれない。