- 名前
- ブルーローズ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
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趣味は読書、文庫本盛衰私史
2014年08月25日 00:48
自分で本を買うようになった頃は、角川文庫の横溝正史ブームな真っ只中。推理小説といえば、それまで乱歩かホームズ、ルパンしか知らなかった僕は、金田一耕助に夢中になった。それには、もう一つ理由が。表紙に案外女性の裸が、多かったのだ。
それはさておき、あの頃は角川文庫中心で、新潮文庫、岩波文庫と見ていたような記憶がある。文春文庫、講談社文庫は創刊されて、そんなに経っていなかったように思う。幼いし、知識も無いので手当たり次第に、読んでいた。集英社文庫はまた、創刊されていなかった。
旺文社文庫、ソノラマ文庫、現代教養文庫、秋元文庫、福武文庫。これらは、もう過去のものになってしまった。
特に、旺文社の内田百間、現代教養文庫の夢野久作、小栗虫太郎、ジャック・ロンドン、福武文庫でも、内田百間、ドストエフスキーやガルシア・マルケスなど手に入らなくて、本当に惜しい。
角川の社長が変わって、角川文庫も変わった。段々、角川文庫より、新潮文庫を読むことが多くなった。
今は、まず新潮文庫の棚から始めて、文春文庫、角川文庫、講談社文庫、岩波文庫、中公文庫、集英社文庫、小学館文庫、光文社文庫、河出文庫、ちくま文庫、早川文庫、創元推理文庫などを見る。
大きな書店では、朝日文庫、徳間文庫、ハルキ文庫、幻冬社文庫、双葉文庫などと、講談社の学術と文芸、光文社の古典、ちくまの学術、岩波の現代などもチェックする。
他にも、ポプラ、草思社など見るだけで、買ったことのない文庫は沢山ある。
書店に行く度に、こんなに見ているのだから、一時間くらい経ってしまうのは、日常茶飯事だ。
本はほぼ文庫しか買わないからこれで済んでいるが、もし、全ての本を対象にしていたら、とんでもないことになっているだろう。
今でも、充分異常だが。
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