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趣味は読書、がっかり

2014年08月17日 03:07

長い間、読書を続けていると、人生論や啓発本に近い本を読んだりする。単純に著者に、共感する。
少し前だが、徳田虎雄の息子が捕まり、徳田虎雄自身も、不自由な体で、事情聴取を受けた事件があった。
政治家になる前の徳田は、365日、24時間診療する病院を作る、日本の医療を変えるのだと公言し、実行していたように見えた。政治にもその延長上で進出したのだと思っていた。しかし、結局は権力欲の虜になってしまった。
もともと文庫本が好きなので、「ふるほん文庫やさんの奇跡」という本を読んで、谷口雅男という人は凄いなと思っていたが、最近どうしたのだろうと、ネットで検索したら、本人は失踪し、確か退職金を全てつぎ込んだ小野という人は、店舗で自殺していたという。もう一人、伊藤という若い店員がいたがどうしただろう。他にも、強引なプロポーズ再婚させられた女性はどうなったか。
僕はこの本を読んだ当時、本当に感動して、文庫本だけで古本屋をやるなんて凄いと思ったし、いつかは店舗に行ってみたいとさえ思っていたのだ。
今、手元に本は無いが、思い起こせば、結構強引なことが、書いてあった。自殺してしまった小野さんがいなければ、成り立たない事業だったし、文庫本を売りながら、文庫本専門の図書館を作るということまで、書かれていた。
事業が失敗することは、現実にあることだが、結果があまりにも悲惨だ。
数年前に神保町に行った時には、確か東京書店の一郭に、「ふるほん文庫やさん」のコーナーがあった。
無くなったことは残念だし、大量の市場価値の低い文庫本が、処分されるらしい。
この二人は、壮絶な努力をして、成功するまでを、本にしたのだが、成功してからが良くなかった。裏切られた感が強い。あの感動した割と純粋な僕の心を、返して欲しい。

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