- 名前
- ぴーとにゃんこ
- 性別
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- 年齢
- 51歳
- 住所
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- 自己紹介
- 首から耳にかけて猫みたいにほおずりして気持ちよくしたげる。香港から家出して、大阪に長...
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シャドー
2013年05月23日 11:45
人間には誰にも影がある。
光に当たる面もあれば、隠れた面もある。
偉大な心理学者、カール・ユングは、ひとりの人が理想の自分の姿とは反するとして嫌悪し、抑圧したがる自分の側面を「影」(シャドー)と呼んだ。劣等感とか罪悪感とかがその代表的な例だ。
「影」は嫌なもの。それでもそれがなかったら、その人はどこかが欠けてしまう。それをまるで存在しないものとして封じ込んでしまうと、ノイローゼになってしまう。
つるっつるの何も悪いところがない完璧(パーフェクト)を目指すと、病気になってしまうというのは皮肉だ。
意識的であれ、無意識であれ、自分にとって脅威になると思うだけのものを封じ込むにはかなりのエネルギーが必要が必要になる。それに、自分にあるはずの部分が欠けているということにするのは精神をアンバランスにしてしまう。
だから、自分に嫌なところもあるんだと認めることが癒しにつながる。影を好きになる必要はない。ただ、単に、それも自分の一部なんだと認めるだけで、かなり肩の荷が降りる。
だから、ユングは「私は(何も咎められることのない)パーフェクトよりは(嫌な部分も含めて欠けたものがない)コンプリートになりたい」といったような言葉を残している。
(厄介なのはパーフェクトもコンプリートも日本語には「完全」と訳されること。でも、英語ではなかり違う意味になる。多分、ユングの母語のドイツ語でもそうだろう。)
影を自分で押さえ込んでいる人は、あまり他人に迷惑をかけない。ノイローゼになるような人は、真面目だから影を抑え付けるのだから。
でも、自分から影を無くしたいと、他人に影を背負わせると非常に迷惑なことになる。
いじめとか虐待とかは往々にして、それが原因だから。
だから、パーフェクトにならなくてもいいのだ。自分にも悪いところがあるけれども、人間誰しもそうなんだ、と開き直ってコンプリートになった方が人間、幸せになれるのだ。
このウラログへのコメント
> NAO☆さん
気をつけなくちゃいけないのは、自分の中の影を認めながら、光の中を生きること。
あと、影の中には実は自分が気づかなかった宝もあるかもよ。
> ベイビさん
欠陥の少ない人が楽に生きるより、
欠陥の多い人が勇気を持って生きることの方が
素晴らしいと思いますよ。
RAM WIREの 「歩み」をYoutubeで見つけて聞いてみて。
> niconicoさん
転職ってかなりのストレス要因です。
そんな時、色々うまくいかないと感じるのはある意味当たり前。
そんな中で満足できることがあったら、積極的に評価していってね。
ふじこちゅわーん、男女関係抜きでもええとゆうたやろが…
僕のアホぶり見てくれてる友達になってくれたら満足や。
お食事とかしたいけどね…
会うたら、僕の方が好きんなってまうかも知れんのが怖いが…
> niconicoさん
結構、みんなそうだと思う。
新しいことに挑戦しようというと気持ちは尊い。
でも、無理矢理すぎれば成長を妨げかねない。
まずは今の仕事でいいこと探しするのがいいと思う。
> *ふじこ*さん
この「あっかんべ」にやたらと萌えた。
かわいいやんか。
タロットに君の事聞いたら、
重要なカードがどかどか出てきた。
末永いお友達になりたいお。
>ふーじこちゅわーん!
ありがと。そう言ってもらえるとすごく嬉しいよ。
君は本当に僕に僕自身を見せてくれるよ。
だから、君といっぱい、いっぱい話したい。
南の空に旅立つ前に会っておきたい。
> *ふじこ*さん
禅坊主の孫やさかい訳解らんこというかもな…
ここでは頭に浮かぶことを投げ出しとるだけやから特にそうやろな…
こんなんでも絡んでくれてありがと
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