- 名前
- ぴーとにゃんこ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 首から耳にかけて猫みたいにほおずりして気持ちよくしたげる。香港から家出して、大阪に長...
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男の娘
2013年05月05日 01:32
俗に「この世には誰にでもそっくりさんが3人いる」と言う。
その昔、僕はその時、その3人目を見つめていた。
自分のそっくりさんではない。高校の時に萌えまくったリナのそっくりさん第3号だ。
僕は東京に出てきてからの1年半ほどの間に、その子のそっくりさん2人に出会っていた。萌えたが、1人目の女子大生はカレシと熱愛中で僕など見向きもされなかったし、2人目の近所の美容院のおねーさんは移籍して行方知れずに…そのふたりの写真を高校の同級生に見せたら「あ、この人たちリナそっくり!」とびっくりされたものだった。
で、3人目のそっくりさんがバイト講師としてマンツーマンの塾に入った僕の前に座っている…高1の生徒で僕は英語担当。
ピンクがかった白い肌におキツネ目。陸上部の女の子がするような、ボーイッシュなショートカット。繊細なさらさらさがあり、ちょいと茶色がかっていてきれいだった。その上、その仕草はお転婆なリナそのものだった。言葉だって、リナみたいに男言葉。きれいだ。かあいい。
でも、この子は、男の子なのだ。
裸に剥けばちんちんがあるのだ。
でも、リナに似てるのだ。
でも、欲情を抱いてこの子を見るのは罪なのだ。クリスチャンにとって同性愛はかなり重いタブーなのだから。
でも、このかあいいお顔を見ていたい。カノジョになってもらいたい。えーと、このコはちんちんがあるから、僕が男の立場守っても、カレになるのかな?あー!ややこしい!
まあ、それはそうと、僕は彼の回答を見たり、構文の説明をする時に、彼と顔を近づけるのをちょっと楽しんでいた。まあ、「あー、あの憧れだったリナのそっくりさんとこんなに接近して、僕は嬉しいよ。で、お相手は男の子なんだよな。とほほ」という自虐が含まれていたいたが…
一方、問題を解かせて、僕は次の解説の準備をしているはずの時にぼーっと彼を見ているものだった。激萌えだったリナのそっくりさんの前で僕は幸せだった。
時に彼は僕にぼーっと見られていることに気付き「先生、どうしたんですか?」と聞いてくる。その時のはにかんだ表情や、ただでさえピンク色のほほをさらに赤くぽっと染めている様子は、僕に生唾を飲ませるのに十分だった。
それから半年、そんなじりじりしたプライベートレッスン(なんだかこの表現、やらしいなぁ)が続いた後、僕は本部と他の生徒への教え方について対立して、その塾を辞めた。
それをリナ似の彼に伝えた時、「ぴーと先生がいないと淋しくなるな」と言ってくれた。
淋しさと、嬉しさの交じり合った不思議な気分で塾を去った。
☆☆☆☆☆☆☆
そのことを僕は、当時付き合っていた高3のトモカに話した。
「パタリロじゃないんだからぁ!その、頬をぽっと赤く染めるとこなんて、マライヒそのもの!」と爆笑された。
その上、トモカは「そんなに可愛いんだったら、食っちゃえばよかったのに…」と追い討ちをかけてきた。
それに僕は「でもさ、その子、男の子なんだぜ。おまんこないんだぜ。おっぱいもないんだぜ」と反撃。
そしたら、トモカはもっとすごい爆弾を落としてきた。
「ぴーと、あたしとあなるでしかしたことないでしょ。それであたしの胸はぺったんこ。あんまり違わないような気がするなぁ…」
違わなくないかなぁ?
仮にだよ、僕がリナ似の彼を抱いてちゅっちゅしたら、正真正銘の女の子であるトモカと抱き合ってちゅっちゅする時のような、疲れや悩みがすーっと癒されるような感覚ってあるのかなぁ、なんて考えた。
僕はあくまでも異性愛者だからなぁ。
「じゃ、その可愛い彼に、ぴーとが好きなセーラー服とかチアコス着せて女装させたら?そんな女の子っぽい子だったら、女の子だって思い込めるよ」
トモカは面白がって、きゃっきゃと追い討ちをかけてくる。
どうなんだろうねぇ…
そう言えば、ドイツの文豪、ゲーテもお蔵入りになった、おなにー礼賛の詩で、「ふーむ。興味深い。でも、女の子との方が楽しい」と男の子を抱いた感想を書いている。
一部の女の子があなるせっくすやえすえむに興味を持つように、僕もどう見てもボーイッシュな女の子にしか見えないニューハーフには興味がなくはない…
試してみようかな?でも、なんだかなぁ…やってる時に「男のケツ掘ってんだよ、あんたは」という感覚が浮上しちゃったら萎えそうだなぁ…
まあ、どうあれ、女の子相手の方がローリスクだろうなぁ…
あ、またアホなことで長文書いちゃったぜ…ごめん。
このウラログへのコメント
> niconicoさん
あー、あの子はかあいかった。ちょっと、うしじまに似てたかな…
それで成長した彼のふんどし姿を想像して、ちょっと萎えた。Orz…
僕はぜーんぜんお耽美じゃないんだけどね…
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