デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

⑤ 妄想劇場のヰタ・セクスアリス

2013年05月16日 16:53

⑤ 妄想劇場のヰタ・セクスアリス

なんとなく絵理と付き合い始めたけど、会えるのは週末だけでした。

隣の県の大学に行っている絵理は、学校の近くのアパート住まいで、予定がない限り、土曜の午後、僕らの街に帰って来て、月曜の朝に帰って行くのが常でした。

その日の土曜日も僕は学校帰りに、駅まで絵理を迎えに行って、絵理の実家に向かって歩いていました。

絵理の実家の近く、住宅街に入った所で後ろから声をかけられました。

「おい、最近変だと思ったら、こいつと付き合ってるのか?」

絵理が息を呑んで、顔面は蒼白になってました。

「なんとか言えよ、絵理っ!」

アナタには、関係ないでしょ、アナタとは別に付き合ってる訳じゃないんだから。」

「何だって! 俺達は付き合ってたじゃないか!? こいつのせいなのか?こいつが原因なんだな!? だいたい、こいつはまだ高校生じゃないかっ、こんなガキのどこがいいんだっ!?」

そんなに年が変わらない奴に、僕はガキと言われました。

「とにかく話をしよう!」

男は絵理の腕を掴もうとしました。

「嫌よっ!」

絵理が身を引いたので、僕は絵理を庇うように前に出ました。

「なんだお前は! ガキは引っ込んでろ!」

また、ガキと言われました。

僕は、もう一歩前に出て、絵理を完全に背中に隠しました。

「痛い目に合いたいのか!?」

男は僕の学生服の胸ぐらを掴み、グッと引寄せました。

僕は、妙に冷静で、引寄せられるまま男に近付き、そのまま思い切り、男に頭突きを食らわせました。

「わあっ!」

男は眼鏡を飛ばし、僕から腕を離しました。

そのまま、僕は右の膝を振り上げました。

「ギャッ!」

膝が、まともに男の股間に入りました。

男は声を上げ、股間を押さえ、丸まりながら道路に転がりました。

中学年の時に、不良が自慢気に話していたケンカの極意を覚えていた僕は、その通りに動いていました。

多分、相手が弱かったから上手く決まったのでしょう。

男を見下ろし、男に近寄りました。

男は呻き、下から弱々しい目で僕を見上げます。

「お、お前、こんな事をして、ただで済むと、ギャッ!」

言葉を遮るように、僕は男の顔を軽く蹴りました。

不良の話しだと、思い切り蹴り上げる、と言ってましたが、生まれて初めてのケンカで、人間の顔を初めから思い切り蹴れるほど、度胸はありません。

「ううぅ…」

それでも、男の鼻から血が流れ出ました。

「もう絵理に近寄るな。」

大丈夫、声も普通に出ました。

「くっ、く…」

呻く男の肩を踏みつけ、また言いました。

「ああ…」

小さな声でした。

僕は踏みつける足に体重をかけました。

「返事は、はい、だろ?」

「は、はい…」

弱々しく、蚊の泣くような声で、目も伏せました。

男の眼鏡を側に蹴り寄せると、男は僕を見上げました。

少しだけ目に光が戻ってました。

僕は男に近付きました。

男は僕を睨んでいるようでした。

「二度目はない、今度絵理に近付いたら、眼鏡だけでは済まない。」

バリッ!

僕は蹴り寄せた眼鏡を踏みつけました。

男の目から光が消え失せ、また目を伏せました。

僕と絵理は、絵理の自宅の反対方向に歩き始めました。

男に付けられるのを、ちょっと心配しました。

絵理が腕を組んで、体を密着させてきました。

「凄いね、ケンカも出来たんだね。驚いちゃった。」

「初めてだったんだ、ケンカするの。」

「うそっ、あんなに強いじゃない。」

「ほんとだよ。」

僕はポケットに突っ込んだ手を引き抜いて、絵理に見せました。

「えっ!?」

僕の手は、小刻みに震えていました。

「今頃になって、ビビってきたよ。」

「…」

絵理は一層僕にしがみついて来ました。

その時、僕はどうしようもなく情欲が涌いてきたのです。

家と家の狭い路地を絵理を引き摺るように歩きました。

「どうしたの?どこ行くの?」

袋小路、通りから見えない所で、絵理を強く抱き締め、貪るように絵理にキスしました。

「ムグググ…」

一瞬驚いた絵理でしたが、直ぐに僕の舌に舌を絡め、体を密着させてきました。

互いの舌を吸い合い、僕は絵理のスカートを捲り上げ、パンティの脇から指を差し入れました。

「こんなに濡らしてる…」

「あぁん…」

「どうして?」

「あん…、わかんない…、あぁ…、ケンカしてる時は怖かったの…、でも…あん…」

絵理は僕の股間を触ります。

「したい。」

僕が言うと、絵理は戸惑った顔を向けました。

「えっ、今?」

「うん、今すぐ。」

僕は絵理のパンティを下げました。

「ここで?」

絵理は聞き返しながら、僕のズボンファスナーを下げて、硬く反り返った肉棒を取り出しました。

「うん、ここで。」

絵理がパンティだけを脱ぎました。

「来て…」

絵理をブロック塀にもたせ、片足だけを持ち上げ、前から絵理に挿入していきます。

「ああぁぁ…、素敵…」

絵理は片足だけで爪先立ち、僕の首に腕を回して、下からの突き上げに、身を委ねています。

「あぁん、すごいぃ…、ああぁん、感じちゃうぅ…」

初めてのケンカが僕達の血をたぎらせていたのか、2人とも妙に興奮していました。

「ああぁぁ、声、出ちゃうぅ…、いいっ…、あぁん、もっと、もっとおぉ~!」

僕は激しく突き上げながら、ブラウスの上から乱暴に胸を掴みます。

「ああぁん、そうよぉ、あん、あん、もっと、もっと乱暴にして、もっと強く、もっと激しくしてぇ~!」

言われるまでもなく、僕の興奮もマックスに達しており、夢中で絵理を突き上げていました。

「あああ、だめっ!」

絵理は、カブリと僕の肩に噛み付き、呻いています。

「うぅ、絵理、逝きそうだっ!」

絵理は激しく、頭を振ります。

僕は動きを止めて、肉棒を抜こうとしました。

「だめっ、もっと突いてっ! このまま、中で出してぇ…」

「いいのか?」

絵理は、また僕の肩を噛みしめます。

「よしっ!」

激しく下から突き上げます。

「グググググ…」

絵理の体は塀に押し付けられ、僕の突き上げに、足は地面から離れています。

絵理の歯が、学生服の上からでも痛いくらいに食い込んできます。

「絵理っ、で、出るぞっ!」

「ぐううぅっ!」

肩が一層痛く、絵理は相当強く噛んだようでした。

「あ…」

両足が地面に下ろされると、ようやく絵理は肩から口を離しました。

「あぁ…、凄く感じて、何回もイっちゃった…」

僕の肉棒は、まだ絵理の中で、ドクドクと脈打っていました。

「ああぁぁ…、また、また、感じてきちゃった…」

その時、

「誰かいるの?」

ガラッと窓の開く音がして、塀の向こうから声をかけられました。

「…」

「…」

僕達は目を合わせ、小さく笑いながら、体を離しました。

無言のまま、身繕いをし、パンティだけは、僕のポケットに突っ込んで、足を忍ばせ、その場を立ち去りました。

そして、僕達は遠回りをして、絵理の自宅に向かいました。



いつかに続く

このウラログへのコメント

  • ペルソナ 2013年05月16日 17:50

    まさにヰタ・セクスアリス…青春ですね喧嘩もSEXも血湧き肉躍るから、熱くなる体、わかります

  • リャン 2013年05月16日 19:35

    これは興奮しちゃうね

  • 妄想劇場 2013年05月19日 08:24

    > リャンさん

    コメ、ありがとう。

    書いてる時は、興奮度、低いと思ってました

  • 妄想劇場 2013年05月19日 08:25

    > ペルソナさん

    青春…、ずいぶん前の話で、忘れてしまいましたよ

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

妄想劇場

  • メールを送信する

妄想劇場さんの最近のウラログ

<2013年05月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31