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子宮と卵巣は自分で守る! ゴッドハンドDr.清水のよくわかる婦人科入門(5)
2011年04月24日 10:14
おなかの“右”に要注意!
「おなかの中のリンパ液は時計回り。左下から右上へと上がっていきますから、子宮内膜にしろ、がんにしろ、クラミジアにしろ、おなかに入ったら、リンパの流れに乗って右側に行きます。つまり、右側のおなかが痛いときは要注意。内膜症などの病気のサインかもしれません」
子宮に異常があれば出血などの症状が出てきますが、卵巣はおなかの中にすっぽり収まっているので、がんになってもなかなか症状が現れません。また、左右にふたつあるので、片方ががんになってももう片方が機能すれば、月経もあるし、妊娠もできます。
「このため、発見が遅れがちで、おなかのしこりや膨満感などで卵巣がんとわかったときには、既にがんが進行しているケースが多いのです。実際、卵巣がんと診断された人の50%以上は、III期以上の進行がんです」
治療は、手術と抗がん剤による化学療法。卵巣、卵管、子宮の摘出が基本ですが、I期の早期で妊娠を希望している40歳未満の場合は、がんのある卵巣、卵管を摘出し反対の卵巣、卵管と子宮を残せることもあります。
「できるだけ早く発見するためにも、半年~1年に1回は経腟超音波検査を受けてください。これは腟の中から超音波で子宮や卵巣の状態を調べるもの。ちゃんとした医師なら、卵巣がんのI期でも見つけられます。たとえば超音波検査のとき、モニター画面を見せながら卵の状態まで説明してくれるような医師なら、まず大丈夫です」
また、子宮内膜症は卵巣がんの前がん病変ですから、しっかり治療しておくことも重要。
「5cm以下の内膜症なら、低用量ピルで治せます。ピルは内膜症はもちろん、卵巣がんや子宮体がんの予防にもなりますから、ぜひ活用してほしいと思います。欧米では70~80%以上の女性がピルを飲んでいますが、日本ではわずか3%以下。この現状が出産回数の低下に加え、日本での卵巣がん増加を加速させているのです」
「卵巣がんは発見が遅れがちなんですね。ですから、半年~1年に1回は検査を受けたほうがよさそうですね。また、子宮内膜症は卵巣がんの前がん病変ですから、しっかり治療しておくことも重要とのこと、ご留意ください」
このウラログへのコメント
> まーらいおんさん
そうなんですね
悪性は稀なら少しは安心ですが、やはり定期的な検診が望ましいですね
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