- 名前
- 笹熊猫 尚輝
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- ※現在は、ウラは利用していません。 ウラプロフィールからの「スキ!」や「ウラメール」...
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【この世のものと思えないイイ女】
2010年12月07日 14:35
独断と偏見が輝いて
ヒットが生まれる
(ゲンダイネット)
●「セカンドバージン」の脚本家 大石静氏
NHKドラマ「セカンドバージン」(火曜22時)が視聴率をグングン伸ばしている。40代女性がターゲットの「ドラマ10」枠で過去最高の数字をマーク。年下男との不倫に身悶えする鈴木京香(42)見たさにチャンネルを合わせるオジサンが増えているからだ。京香のエロスを引き出した人気脚本家の大石静氏(59)に“ヒット”の裏側を聞いた。
●データ頼みでは当たらない
撮影終了後に、京香が「生涯忘れられない役になった」と口にするほど熱の入った演技も話題を呼び、初回は5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった視聴率が回を重ねるごとに上昇。9.4%まできた。NHK「ドラマ10」枠の最高記録も塗り替えたが、自己評価は驚くほどシビアだ。
「〈その枠ではいい〉なんて、慰めにも、喜びにもなりません。視聴率は最低でも2ケタにいかないと。私は自分とチームを信じているし、レベルの高いものを作ったと思っていますから。こんな数字しか出ないことが不思議だし、屈辱です。何かを作り出すときには、長い長い時間をかけて自分と向き合い、考えに考えた末に自分の考えを吐き出すんです。若い人は暇さえあればパソコンをいじるでしょう。いろんな意見の間を泳ぐと、それだけで自分の頭を使った気になるけれど、それは違うと思います。自分の心と対話し、自分の意見をどこまで出せるかでしょう、大事なのは。今の人は、自分はどう思うかを考える時間が圧倒的に足りないと思いますね。ハリウッドでデータ分析に頼ってドラマを作ったことがあるんですけど、実際は当たらない。ヒットってそういうことではないんです。誰かの独断と偏見が輝く時もあるんですよ」
NHKのリクエストは〈フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーの作品のような大人のラブストーリーを〉だったそうだ。
「私はそれを男と女の不条理、深淵に迫ってほしいんだと解釈して、そこから発想した。女性の欲望やセックスの部分もハッキリ描いています。私は50代なのですが、若い女のコばかりがもてはやされる風潮は、何か違うなって思います(笑い)。だって、若さの輝きは誰にでも平等に一度はある。だから、人生経験を積んだ女性のほうがやっぱりすてきだっていうドラマを作りたかったんです。私は視聴者のターゲットを絞って脚本を書いたことはありません。面白いものは、誰が見ても面白い。面白いものは面白い。男性も見てくれて当然って思ってますよ(笑い)。鈴木京香さんは手足が細いのに、とっても肉感的。この世のものとは思えないほどのイイ女ですしね」
●魅力がないのは自分の責任
世間の女性の大半が、〈本妻志望〉か〈本妻〉だ。ゆえに、不倫ドラマは妻目線のストーリーでなければ当たらないといわれている。
が、「セカンドバージン」のヒロインはドンピシャの愛人。
「私も本妻ですが、本妻でいることなんてそれほど大きなことではないと思うんですよね。ダンナさんがよそ見しないように監視したり、かたやよそ見しないと盲目的に信じ込んでいる奥さんが少なくないけれど、魅力がなくなれば人の気持ちは離れる。よそ見された者には、された責任がある。それを顧みず、相手を恨む人が多いでしょう? 〈魅力がなくなったのは自分の責任なんだよ〉というのも、ひとつの裏メッセージなんです。後半はサスペンスを交えた激しい展開になりますから、もっともっとたくさんの人に見ていただきたいですね」
●セカンドバージンとは
ヒロインはデキ婚した夫と別れて以来、男に頼らず生きてきた出版界の辣腕プロデューサー・中村るい(鈴木京香)。ワイン会で知り合った17歳年下の金融庁のキャリア官僚・鈴木行(長谷川博己)が唱える金融市場改革に興味を持ち、スター作家に育て上げる。食品メーカー社長令嬢の妻(深田恭子)との味気ない生活に退屈していた鈴木は、るいに強くひかれ、互いの渇きを癒やすかのように関係を結ぶ。それを知った妻は、2人を引き離そうと企て……。全10回。
大石静氏が書き下ろした小説版「セカンドバージン」(幻冬舎)が発売中。
▼おおいし・しずか
1951年、東京生まれ。86年に「水曜日の恋人たち」(TBS)で脚本家デビュー。代表作に「ふたりっ子」(NHK)、「長男の嫁」(TBS)、「アフリカの夜」(フジテレビ)、「四つの嘘」(テレビ朝日)など。
(日刊ゲンダイ2010年11月24日掲載)
【笹パンダ・コメント】
鈴木京香さんって、お綺麗ですよね。世のおじさん達の注目を集める訳です。
NHKは最近、良質なドラマを作成してると評判ですね。
やっぱり、テーマが「不倫」とあって関心が高く、視聴率も伸びているようです。
ドラマのタイトルも意味ありげですよね。
興味を持たれた方は、ご覧になられたらどうでしょうか?
(´・ω・`) 笹パンダ
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