獣の祭典・・・ウオーミングアップ？

「今日は何をするの？」

『5、6P』

「・・・はい？」

『古の悪魔3人と共有者たち』

主人の昔話を思い出す・・・

悪魔ってのは主人と田村さんとあと一人

共有者って・・・

あ、彼女共有の二人・・・


田村さん宅に到着

みゆきさん・・・

相変わらず裸に一枚・・・

みゆき「いらっしゃい」

主人「ほいさ」

わたし「お邪魔します」

田村「いらっしゃい」

奥から出て来た田村さん

そそくさと玄関へ

わたし「あの、どちらへ・・・？」

田村「あ、バカと小宮くんたちを迎えに」


田村さんは出かけていった

みゆき「事情は聞いたけどさ」

主人「うむ」

みゆき「ほんとにいいの？」

主人「うむ　不本意だが仕方あるまい」

みゆき「危険な賭けねえ」


なんかよくわからないけど・・・

わたしの暴走を止めるための最後の手段とか・・・


でも　それがなんで6P・・・？


主人「何時ぐらいに戻ってくる？」

みゆき「2時間くらいじゃないかな」

主人「ちょうどいい　ベッド借りるよ」

みゆき「え、ああ、どうぞ？」

主人「ほいさ」

みゆき「あ、そうだ」

主人「ん？」

みゆき「見学してていい？」

主人「どうぞ」

わたし「えっ、なに・・・？」


ベッドに押し倒される

わたし「えっ、なに・・・？」

主人「ウオーミングアップ」

わたし「へっ・・・？、あっ」

服のボタンが全てはずされ

体があらわになる・・・

そして　いつもの・・・

違う・・・いつもよりゆっくりと

それでもって濃厚なキス・・・

頬を両手で包むように

そして両手はゆっくりと

首、そして鎖骨、腕と

指先の動きに体がピクンとのけぞる

服が腕から抜かれ・・・

主人の手が腰から脇へ

そして腕へ

大きく手を広げられ・・・

なんか張り付けられてるみたい・・・

舌が顎から首筋へ

そして乳首へ・・・

わたし「はっ・・・」

今日も過敏だ・・・

みゆきさんは向こうで冷静に眺めてる

わたし「なんか・・・みゆきさん　主人みたい・・・」

そう　その姿・・・

主人とダブる・・・

みゆき「よく言われたけど　やがみくんの半身は他にいるから」

わたし「えっ・・・そう・・・なの？　ああんっ・・・」

主人の舌は的確にわたしのツボを捉える・・・

主人「みゆきを見ててごらん」

わたし「あん・・・わかった・・・あぅ」

みゆきさんと目が合う・・・

なんか・・・見られてる以上に見られてる・・・

変な言い方だけど

そういう言い方しか思い浮かばない・・・

何もかも見尽くされてる・・・

わたしの表情から体の動き

鼓動までも見透かされてる気がする・・・

これって　嫌な意味じゃなくきつい・・・

わたし「ううう・・・」

ウオーミングアップなんて嘘だ・・・

いきなりクライマックスだよ・・・

わたし「いや・・・だめ・・・」

のけぞりながらいく・・・

腰を抱えるようにされ

のけぞったままの状態で

主人のが入ってくる・・・

わたし「はっああああ・・・いやああああ」

いく・・・

いった・・・

また・・・

いくっ・・・

わたし「な、なんで・・・？」

いつもよりすごく感じるのは気のせい・・・？

わたし「だめだめ・・・いやあああ・・・あああ」

主人のが中に・・・

そして繋がった部分が生暖かく・・・


みゆき「シーツたくさんってこういう意味なのね」

みゆきさんの言葉が聞こえる・・・

ベッドの横にすわりこむわたし

みゆきさんと主人がベッドメイクをしてる

みゆき「場の支配か」

主人「ん？」

みゆき「まさか　わたしまで小道具にするとはね」


呼び鈴が鳴る・・・

みゆき「あ、宅配かな？」

主人「ちょっと代わりに出てくれるかい？」

二人とも急がしそうなので

わたしが出る・・・

なんか宅配の人　びっくりしてる・・・

初めてなのかな・・・？

いつもみゆきさん　素肌に一枚で慣れてるだろうに・・・


みゆき「宅配の人　びっくりしてたみたい」

主人「ん？」

みゆき「最近　わたしが出てもニヤニヤしてるだけなのよ」

主人「宅配の人の楽しみだな」

みゆき「そうかもね　ただ今日のはねえ」

主人「ん？」

みゆき「違う人が出た上にあの格好じゃ」

主人「なるほど」

わたしのかっこ・・・

ボサボサの髪に　前をはだけて・・・

つるつるだし・・・

今の今までえっちしてました・・・

そんなボーっとした顔・・・

確かに・・・

　　　　　　　　　　　　　　　・・・びっくりするよね