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【恫喝寸前 26hTV 紳助の“独裁”】

2010年08月02日 09:30

恫喝寸前シーンも!!
26時間テレビで浮き彫りに
なった紳助独裁体制
(メンズサイゾー)
 
 毎年恒例のフジテレビ『FNSの日26時間テレビ2010超笑顔パレード 絆~爆笑お台場合宿!!~』が、今年も放送された。7月24~25日にかけ、島田紳助の率いる「ヘキサゴンファミリー」が出ずっぱりで、クイズや三輪車レース駅伝などの企画に挑んだ。

 日本テレビの『24時間テレビ 愛は地球を救う』と異なり、チャリティー色の薄い「お笑い要素メイン」の番組として人気を誇っていた同シリーズ。「面白くなければテレビじゃない」というフジテレビイズムを根幹に、当初は『24時間テレビ』へのアンチテーゼという意味合いも濃かった。だが、1987年の第1回放送から23年の時が経ち、番組はずいぶん様変わりしてしまったようだ。

 今回のテーマが"絆"ということもあり、メインはヘキサゴンファミリーから選抜された11名のメンバーが交代で「たすき」を繋いで211kmのマラソンを行う「24時間駅伝~絆~」。本番に先駆け、選抜メンバーは事前合宿などでトレーニングを積んできたという。この企画に、総合司会の島田紳助は並々ならぬ思い入れがあるようで、「210キロですよ! そんな走ったら感動するでしょ!」と熱弁、メンバーが走り終わるたびに涙ぐんでいたが、これではまるで、本家24時間テレビ』のチャリティーマラソンそのもの。苦しみに耐えながらタレントが走り抜く姿は立派だが、その様子を延々中継して「どや! 感動するやろ!」と押しつけがましい態度を見せつけられれば、視聴者も辟易してしまうだろう。もはや、フジテレビは「面白さで笑わせる」ことを放棄してしまったのだろうか。

 それだけではない。昨年に引き続き目立ったのは、紳助の「裸の王様ぶり」である。

 「『クイズ!ヘキサゴンII』のレギュラー芸人など、総勢50名を超えるタレントが出演しましたが、皆、番組を盛り上げようと必死というよりは、紳助さんを"ヨイショ"するのに必死になっていると感じました。特に、25日に行われた『番組対抗ヘキサゴン』のコーナーはそれが顕著でしたね。ドランクドラゴン鈴木拓が、紳助さんに向かって暴言を吐いてしまったんですよ。一時は現場が凍りつき、"東京03恫喝事件"のようなことがまた起こるんじゃないかとヒヤヒヤしました」(番組関係者

 件のコーナーは、『クイズ!ヘキサゴンII』でも人気の「行列早抜け!リレークイズ」を、『ヘキサゴン』チーム、『はねるのトびら』チーム、『爆笑レッド』チーム(爆笑レッドカーペット爆笑レッドシアターの出演者が合体)の3組で行ったもの。各チーム、予選ペーパーテストの上位から順に縦並し、クイズリレー形式で答えるのだが、『はねるのトびら』チームのアンカーを務めたドランクドラゴン鈴木は、焦ってなかなか正答できない。おまけに、アンカー解答者は司会の紳助が「問題」とコールした後、問題が読み上げられる前に「ヘキサゴン!」と叫ばなければならないのだが、そのルールをよく理解していなかったため、紳助から注意を受ける。すると鈴木は、

 「そんなの(ちゃんと説明してくれないと)分からない」

 「底意地悪いな!」

 と発言。これに慌てたのは、すでに正答し、ひな壇に座っていた芸人たちである。今田耕治が真っ先に身を乗り出して「お前! 紳助さんやぞ!!」と大声を上げると、鈴木相方である塚地武雅もひな壇を駆け下りて紳助土下座。なんとか事無きを得たが、果たして土下座して謝るほどのことなのであろうか。

 「昨年10月、『オールスター感謝祭』(TBS系)で、東京03が本番前に挨拶に来なかったことに紳助さんが腹を立てて、収録中に東京03メンバー恫喝した事件があって以降、若手~中堅芸人の間では、緊張感が張りつめていますよ。紳助さんに対して強い恐怖心を抱いている若手芸人も少なくない。いわゆるヘキサゴンファミリーのように、既に可愛がられているタレントならば大丈夫なのですが、まだ面識のない新人紳助さんの番組に出演するときはスタッフの間にも緊張が走ります」(前同)

 その緊張感が番組をより良い方向に導いてくれれば良いのだが、一介の芸人独裁体制を敷いていては、笑えるものも笑えない。出演者やスタッフのみならず、生放送ではお茶の間にまで緊張感が伝わってしまったというわけだろうか。


 【笹パンダコメント

 島田紳助さんって、確かにトークも面白い。「カシアス島田」名義でイイ曲を作詞してます。でも、態度が横柄なところがあります。

 皆さんはもう忘れてるかもしれませんが、吉本女性社員暴行して一時期芸能活動謹慎しました。

 私が聞いた暴行の理由は、取引先の人間に対して、その女性社員社長の名前を呼び捨てにした事に激怒したそうです。

 「うちの○○(社長の名前)がお世話になっております。」会社に勤務したこと無い方には、「アレ?何で呼び捨てなの?」と、思われたと思いますが、一般的なマナーでは身内の名前を相手に名乗る場合は、「○○さん、○○社長」とは呼ばずに呼び捨てで良いのです。
 
 紳助さんは、そういう基本的なマナーを知らずに、「うちの社長を呼び捨てにするとは、何事か!」と烈火のごとく激怒して、楽屋に呼びつけて女性社員を、壁に吹き飛ぶほど強烈に殴打したそうです。

 本件は、現在も裁判で係争中で、被害者女性社員は、精神的ダメージがいまでも残っているそうです。

 またいつか、事件を起こしてもしかたない人物なのです。我々視聴者は、そういう目で注意深く見ていなければいけないということです。

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