デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

ドナドナ の補足説明

2010年07月08日 13:37

昨日のテーマで少なからず反響がありましたので補足説明を

行います。

 このドナドナは私は小学校の低学年の頃、アメリカジョーン・バエズという女性シンガーギター片手で歌い日本でも森山良子が歌っていたのを耳にしてそれが覚えやすくてそれがこの曲との出会いでした。詩の意味は深くは考えていませんでしたが。

 ではこの曲について解説いたします。
ドナドナは世界の多くの国で歌われているイディッシュ中東ユダヤ文化)の歌であります。その内容から何かが廃棄、譲渡、売却などにより手元を離れていくことが《ドナドナされる》といわれることがあるそうです。

 原曲:1938年にイディッシュ語の歌で、ベラルーシ生まれのユダヤ人ショロム・セクンダ作曲ウクライナ生まれのユダヤ人アーロン・ゼイトリン原作詩です。

 内容:歌詞では、牧場から市場へ売られていく可愛そうな
    子牛を歌っています。
    しかし、人間の子供を子牛に見立て反戦歌という説    もあります。
    これに関して、特にユダヤ人ナチスによって強制収    容所に連行されていく時の様子を歌ったという説もあ    ります。
    ユダヤ人は、彼らが信仰している神のことを《アドナ    イ》と呼ぶそうです。そのアドナイをナチス当局に
    悟られないようにドナと短く縮めて表現して、戦争の
    不条理を神に歎きつつ、悲しみのうちに主よ、主よと
    歌ったものと解されます。

  更に調べると作詞者の過去にはホロコーストの時代に彼の
  妻と二人の息子が捕らえられ、強制収容所に移送された   事実を突き止める。
  息子たちが縛られ、荷車に乗せていくさまを彼は必死に
  見送ったのではないかと考えられます。

 裏ログにしては重たい内容ですが表で皆に晒しても理解されないのではと思い、理解してくれるであろう方々の為に敢えて
こちらで披露させていただきました。
 お読みいただきまして有難うございます。

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

純

  • メールを送信する
<2010年07月>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31