- 名前
- zz987
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スーパーアーティストzz987立川在住。平日/昼間のみ営業の秘密の遊園地・・御一緒に...
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●彼女たちのこと その10 Nと私
2010年05月29日 18:35
私とNが結婚したのは、二人の契約的重みとは、何の関係も無く、単に経済的理由(当時、全く喰えませんでした。)であったり、Nの社会的保護のため・・に他なりません。作家としてのNを支える手段の一つだった訳です。ただ、Nは、何もしなかったか・・というと、むしろ、家庭的なことを好んでする方でした。
Nの凄いところは・・現実的な日常生活と作品を制作する非日常的な行為が一致している・・点です。私も比較的、そう言うところは同じスタンスなのですが・・どちらかと云うと、私は全体が非日常的で、Nは、全てが日常的な・・つまり、作品制作さえ彼女には日常の出来事だったようです。
・・・ただ、彼女の思い描く日常と、世間的な日常には・・大きなギャップがあったようです。Nは普段、なにかを欲することはありません。食事等も、私が空腹だ・・と云うか、そのことを察して食事を作ってくれるあるいは、作ってくれと頼む訳です。・・上手くは言えないのですが・・まさしく、生きていることが作品であるような・・不思議な人でした。
おそらく、彼女は人生の中で、誰かに理解された経験が無いだろうと云う推測は、間違っていないと思います。私は彼女のよき理解者でした。・・・だから、私は、彼女にとって、とても大切な人だったのだろう・・と云うことなのです。
冷静に考えて、Nは私にとって、極めて興味深い存在であり・・ある意味、尊敬に値し、好きだの惚れたはれたと云った対象では無かったように思います。Nにとっても、私は単に、自分のよき理解者であり、そのシンパシーだけで一緒に居たようなものだ・・とも言えるのです。
私は、Nを女性のとして愛していたのでは無く、おそらく、人物として、愛していたのだろうと考えています。そう言う関係が男女の仲でも好ましいのであれば、我々は最高の関係であった・・かも知れません。
ところが・・それは、私の思う恋愛とは、何か一線あるようにも思える訳で・・・つまり、Nとの関係とS・Y・T・K・K.Mの関係は別の次元のモノである・・そう言わざるを得ません。
その明確な区別似ついては・・・また、明日・・・
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