犯される妄想9

その言葉は・・僕にとっては・・意外であり・・胸に染みるくらい嬉しく・・そして・・僕の興奮をかき立てるもの・・
だって・・ずっと・・ひそかに憧れていて・・
仕事中も・・こっそり・・見つめてて・・
夜には・・彼女のことを考えながら・・一人で・・自分を慰めてて・・

彼女には・・僕みたいなダメ社員は・・相手にされてないって・・ずっと思ってて・・
高嶺の花だと・・手が届かないものだと・・ずっと思ってて・・

でも・・その彼女が・・実は・・僕のこと・・考えててくれたんだって・・
僕を・・苛めたいって想っててくれてたんだって・・
彼女の口から・・そんな言葉を聞いちゃったら・・もう・・ものすごく・・
かき立てられる・・胸の奥が・・
そうして・・心に・・膨れ上がっていっぱいになる・・想い・・

ああ・・彼女にだったら・・どうされても良い・・どうにでも・・して欲しい・・

苦しそうに、はあはあ、と息をつきながら・・僕は・・うるんだ瞳で・・彼女を見上げる・・
彼女は膝立ちで・・僕の顔を跨いだまま・・潤んだ泉を・・さらしたまま・・僕を見降ろす・・

「ああ・・もっと苛めたくなる・・その顔・・」

彼女は・・僕の胸に腰をおろし・・僕の顔を両手ではさみこんで・・顔を近づけてくる・・

「その顔・・その潤んだ目・・その表情・・やっぱり・・あなたは・・苛められるのが好きなのね・・」

僕は・・口の周りにべっとりと蜜をつけたまま・・こくん、とうなずいた・・
もう・・このまま・・全てを彼女に委ねたかった・・
何もかもを・・彼女に捧げたい・・尽くしたい・・
そんな気持ちになっていた・・
切ないほどの想いが心にいっぱいに溢れ・・いまにも胸が破裂しそうなほど・・

その想いに気づいているのか・・いないのか・・

彼女はかすかに微笑むと・・
今度は体を後ろに反らせながら・・
片手で僕の頭を持ち上げ・・
彼女の脚の間の神秘の泉を・・僕の口元に寄せて来た・・

「舌を伸ばしなさい・・」

僕は一生懸命・・舌を伸ばした・・

彼女は腰と僕の頭を動かして・・舌先が・・泉の上にある・・小さな・・すでにぷっくりと膨れている花の芽に・・当たるように・・する・・

「・・ああぁ・・」

舌先の感触に・・彼女は声をあげる・・（続く）