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犯される妄想1

2010年03月28日 00:13

犯される妄想1

「ねえ、あなた、いつも私のこと、いやらしい目で見てるでしょ」
彼女は、全裸にされ大の字にベッドに縛られている僕を見降ろして言った。
彼女職場上司。仕事の失敗を帳消しにしてもらう代わり、今夜は何でも言う通りにする約束をした。
ストレス発散に協力してよね、という言葉に、何をされるのか少し心配したけど、首がかかっているミスを帳消しにしてもらうために、彼女自身にも危ない橋を渡ってもらった僕は、何を要求されても答え応じざるを得ない立場にいる。
ホテルに連れ込まれ。シャワーを浴びた後、全裸で、それぞれの手足をベッドの四隅の柱にくくり付けられて、冒頭の言葉を浴びせられることになる。
「いいえ・・そんなことないです」
「嘘ばっかり。正直に言いなさい」
正直に言うと、スタイルも良く仕事がよくできる彼女に、少し年上ではあっても憧れの気持ちはあった。さらに正直に言うと、彼女いじめられることを妄想しながら一人で触ったことも何度かある・・
仕事中に顔を上げると、いっつもあなたと目が合ってたわよ。慌ててそらしてたじゃない。やましいことがある証拠よね」
確かに、仕事中でも、気がつくと彼女を見ていることが多かった。目があって、慌てて視線をそらせたことも何度もある。
「今日だって、こんな風にされることを期待して来たんでしょ。いやらしい子ね」
屈辱的な言葉に、むきになって首を振る僕。
「いいえ、違います。そんなことないです!」
「じゃあ、ほんとは嫌なのね」
「・・・はい」
「嫌なのに無理やり、こんな恰好をさせられてるのね」
「・・・はい」
「じゃあ、何をされても感じないはずよね、嫌なんだから」
「・・・」
「ちょっと・・試してみましょうか・・」
僕の顔のそばに、彼女は顔を寄せて来た。髪を止めているゴムを外すと、シャンプーの良い香りがする。間近に、ひそかに憧れている人の顔があり、彼女の香りに包まれている。心臓の鼓動が早まる。心音彼女に聞かれるんじゃないかと心配するほどに。
「・・あ・・」
彼女はいたずらっぽい笑みを浮かべながら、僕の横で横になり、肘で自分の頭を支えながら、片方の手で僕の耳をなぞった。思わず吐息が漏れてしまう。そんな僕の反応を見ながら、優しく、羽で触れるかのように重みを消しながら、指先で、耳からうなじうなじから脇、脇から脇腹へと、ゆっくりなぞってゆく。
「・・あ・・ああっ・・はぁっ・・」
そんな触れかたをされると・・体がびくんと震えてしまう・・
指先から甘い電流が体に流し込まれているようで・・
その感覚から逃れようと身をよじるが・・拘束されているため・・当然、逃れることはできない・・
体が震える部分があると・・指先は容赦なくそこを繰り返し往復する・・
往復するたびに敏感さを増す感覚・・
そしてその感覚に慣れる前に指先はまた移動してしまい・・
くすぐったいような・・気持ち良いような・・もどかしいような・・不思議な感覚を送り込まれ続け・・
どうして欲しいのかはわからないけど、どうにかして欲しい、という欲求不満のようなじれったさが体内にため込まれてゆく・・
「ん?・・どうしたの?・・くすぐったいの?」
彼女は囁くような声で尋ねながら・・僕が反応するたびに、その部分を念入りに触れてゆく・・
「あ・・ああっ・・はぁっ・・」
声が漏れるのが嫌で、下唇を噛んで我慢しようとしても・・
的確に感じる部分を指先が探り当て・・そこを念入りにくすぐられ、触れられるので・・
押さえることができない・・
次々に漏れる吐息と・・喘ぎ声・・
僕は顔をそむけて・・必死で眉根を寄せて・・その感覚に耐える・・
でも確実に・・もどかしさとじれったさはため込まれてゆき・・何故か感覚は敏感になってゆく・・

やがて指は・・脇腹から・・ゆっくりと胸の方へと移動をはじめる・・
そこには・・絶対に触れて欲しくない・・
触れられてしまうと・・確実に僕の恥ずかしいスイッチが入ってしまう・・小さな突起が待っている場所・・

「だめ・・やだ・・」

僕の声を聞いて彼女は、いじわるく笑った・・(続く)

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