- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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放浪ゲーム4-継続
2009年02月25日 00:30
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その日以来 わたしと結衣は
飲み屋の外でも会うようになった
付き合っているわけでもなかったが
会う機会が多くはなった
わたし以外にも結衣には
するだけの友達は多いようだったが
わたしにとっては どうでもいいことだった
居心地がいい
そして 気を使うことはない
それだけで十分だった
連絡があっても
その日に会うではなく
数日後に会う約束をする
わたしはそれに合わせて予定を組む
逆も同じだった
そして 会う=する
暗黙のうちにその約束は出来上がっていた
さらに結衣の楽なところは
わたしの知り合いとは
寝ていないことだった
松山や 田村は 人の彼女に簡単に手を出す
するとわたしは バランスという言葉を使って
利子付きで奪還する
利子というのは松山や田村の彼女に手を出す
これもまた 面白いことではあったが
少々 疲れも感じていた
松山は 先日の件をあって手出しは出来ず
田村に関しては 松山から
飲み屋の一件を聞き
即 やれると思いアタックをかけた
即 やれるとこまでは持っていけたらしいが
即過ぎたため断念した
「じゃ 今 ここでやろう」
結衣の言葉に 引いたらしい
野外でやるというのは
一度経験しなければ
中々 踏み切れないものである
それが わたしの仲間ということで
結衣が上手くかわしたのか
それとも 本気でその場でする気だったのかは
その時点では 判断はつかなかった
わたしの方としては
結衣がいるということで
みな 安心して近づいてきてくれるので
以前に増して 女には困らなくなっていた
しかし 結衣以上な床上手は
中々いないのも感じていた
そう考えると 得した気分にもなっていた
わたしには 残された時間は決まっていた
この街から去る期限が決まっていた
少し前に非常に手痛い失敗をした
そのためこの街から逃げる決心をした
そのための手はずはととのえ
後は呼ばれる時期を待つだけだった
逃げ先はあるのだから
何がどうなってもよかった
そんなわたしだったから
結衣という女に出会ったのは
出会うべきして出会ったのだと感じていた
そして 終わりも
あっさりとしたものになるだろう
わたしの記憶の中で
予想に反しなかった数少ない女だった
愛してたかと聞かれれば
愛してなかったと答えるだろう
ただ 忘れることの出来ない女の1人ではあった
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