- 名前
- サトル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 性癖は・・・半裸プレイで燃えます!! (注)ログを書いてない方や、こちらのプロフ・ロ...
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離婚後12~夜空ノムコウ~
2008年04月01日 01:17
つづき・・・・
深夜のコインパーキングの片隅。
窓ガラスは二人の吐息で曇っていた。
誰かに見られてるかも・・・
こんな場所で・・・
そんな気持ちがさらに興奮を増させる。
もう頭の中からは現実の問題は消えていたね。
今はこの彼女との行為だけ。
どう愛し合いどう終えるか、
それしか頭にはなかった。
彼女が腰を浮かせ俺の腕にしがみつく。
そんな感じてる姿を見つつ
上着からはだけてる小さな胸を鷲掴みにし、
俺は彼女の上で果てた。
服にはかからないよう気をつけながら
自らの欲望を搾り出した・・・・
彼女についた自らの物を俺は拭き取った。
起き上がる彼女をしばらく抱きしめる。
この時だけは幸せだったな。
一瞬だけでも俺の心の傷は癒えてた。
3月の上旬。夜中はまだまだ寒いのだが、
熱気がこもる車内から涼むために俺は外に出た。
達成感を感じながらタバコをふかす。
暗がりに写しだされるビルの明かりを眺めながら、
ビルの向こうの空を眺めながら、
同時に言い知れぬ不安感に包まれた。
同棲中の彼氏の存在。
俺と彼女との今後は?
越えてはいけない一線を越えたのでは?
欲望を満たした充実感と、
それとは相対する不安感で
俺の頭はゴチャゴチャになってたな。
時間にしては数分だろうけどやたら長く感じた。
ため息でタバコを吸い終える頃に、
身なりをととのえた彼女が車から降りてきた。
「外は寒いね~」なんて言いながら、
それぞれ運転席と助手席に乗り込む。
明日の仕事は何時から。
行きたくないとか寝る時間がないとかさ。
他愛もない会話。
そんな会話よりも俺はもっと聞きたいこと、
確認しなくてはいけないことがあるはず。
でもさ・・・、なんか聞けなかったな。
聞くと・・・・
もう会えなくなってしまうような気がしてね。
強がってても根は寂しいんだよね。きっと。
頃合を見計り車を走らせる。
もっと一緒に居たいけど彼女を送る。
次の俺の休みの日に、
もっと早い時間に会う約束をした。
深夜に会って変な行為ばかりじゃ健全じゃない。
心の隅でそう俺は思っていた。
彼女を下ろし家に着くまでの間、いろいろ考えたな。
彼女は彼と同棲しているしね。
そんな彼女に俺は何をしているんだろうと・・・
そして何を求めているんだろうと・・・
結局今の俺は元嫁とあの男と全く同じなんだよね。
自分がされて嫌だったこと、傷ついたことをさ。
これでは全く首尾一貫しないじゃん。俺は。
だからってあいつらを許すわけじゃない。
そんなことを考えてると、
すぐにでも彼女に会いたくなってくるしね。
俺はどうしようもないよ・・・、マジで。
続きは後日に・・・・
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